こんにちは、そうま灯火です。
長野県飯田市を中心とした南信州エリアは、名勝天龍峡や下栗の里といった景観美のある観光地が点在しています。
今回は、秋(10月中旬)に長野県を2泊3日で観光するモデルコースの3日目として南信州エリアのモデルコースについて解説します。前日の立山黒部アルペンルートの紅葉の見ごろをターゲットにしましたので、南信州エリアは紅葉の見ごろより少し早い訪問となりました。
- 日本のチロル!南アルプスの山中にたたずむ下栗の里へ。
- 天竜川の景観美!名称天龍峡を散策。疲れたら、りんごの足湯で一休み!
- 中山道の名宿場町へ!馬籠宿を歩こう。
長野県の南信州エリアは、飯田市を中心とした長野県南部の県境エリア。
紅葉の見ごろは11月となるため訪問した時には色づきは一部でしたが、山の緑と川の美しさを楽しむことができるエリアです。
おとなり岐阜県の旧中山道宿場町と併せて観光することが可能ですので、時間に余裕があればオススメです。
目次
今回の旅マップ【長野県南信州エリア・木曽エリア】
今回の旅マップ(3日目)です。
南信州エリアの起点としては、リーズナブルに済ませる場合は最も都市化している飯田市がオススメですが、周りにも温泉街が点在しているため宿泊施設には困ることはないでしょう。
私は飯島町の温泉旅館からスタートしました。
1日目:千畳敷カールについてはこちらをみる
2日目:立山黒部アルペンルートについてはこちらをみる
南信州・南伊那エリア【長野県】
元善光寺(もとぜんこうじ)
「遠くとも一度は参れ善光寺」「一生に一度は善光寺参り」で有名な長野市にある善光寺。実は、長野県の善光寺だけでは半分だけのお参り(方参り)と言われています。
そのもう半分は飯田市にある元善光寺というわけです。
長野市からは距離があるため、一緒にお参りできるかは旅程によりますが、一度善光寺参りをした方は残り半分の元善光寺についても参拝してみてはいかがでしょうか。
しらびそ高原
しらびそ高原は、飯田市から東に進んだ南アルプスの中腹にあります。
オートキャンプ場などもあり、南アルプスの見晴らしのよい高地となっています。
1日目に中央アルプス、2日目に北アルプス、3日目に南アルプスと、長野県の山の充実度を思わせてくれますね。
日本のチロル!下栗の里(しもぐりのさと)
下栗の里は、南アルプス西部に位置する「日本のチロル」と称される絶景の地です。
人里(居住区)ですので、下栗の里自体には観光要素は多くはありませんが、展望スポットから眺めるだけでも価値のある場所といえます。
下栗の里の展望スポットへ行くためには、はんば亭のある駐車場に行って、徒歩15分ほど山道を歩く必要があります。散策のできる靴で訪れるようにしましょう。
名勝 天龍峡(めいしょうてんりゅうきょう)・りんご足湯
名勝 天龍峡
飯田市の南部に位置する場所に名勝天龍峡があります。
南信州エリアとしては、後述する昼神温泉と並んで有名な温泉街です。
渓谷であるもののJR飯田線の天竜峡駅から徒歩でアクセスすることも可能で観光として立地条件が良いのも特徴です。
天龍峡では、散歩や川下りなど、景観美を楽しんでゆったり過ごしましょう。
りんご足湯
天龍峡の散策コースにりんご足湯があります。
天龍峡はりんごの産地としてもあり、シーズンになったらリンゴ狩りができるところが多くあります。
天龍峡の散策で疲れたら、りんご足湯に立ち寄り休息してみましょう。
昼神温泉(ひるがみおんせん)
昼神温泉は飯田市の西にある阿智村の温泉街です。
阿智川が流れる風光明媚な山間にあり、朝市など温泉街らしい催し事も実施しています。
私は昼時に訪れたので昼神温泉のおにひらさんでランチをいただきました。いただいたのは信州といえばの信州そば!水がキレイなところが多いですので蕎麦は総じて美味です!
木曽エリア【長野県・岐阜県】
中山道 馬籠宿(なかせんどう まごめじゅく)
旅の後半は、岐阜県の中津川市馬籠宿に向かいます。
木曽路といえば長野県のイメージですが馬籠宿と妻籠宿の間の馬籠峠を県境にして、木曽路でも馬籠宿は岐阜県です。不思議ですね。
馬籠宿は中山道の宿場町跡の中でも歴史的景観が良く楽しめる町のひとつです。
特長は、坂道の多い宿場町であること!よって散策するには基本的に坂道を上がったり下りたりすることになります。
のんびり散歩できますが、坂の多さから歩きやすい靴で訪問することをオススメします。
馬籠峠を越えた妻籠宿と一緒に観光することがルートとしてはオススメです。私の場合、妻籠宿は再訪でしたし時間に余裕がなかったので馬籠宿のみの訪問となりました。
桃介橋(ももすけばし)
旅の終わりに近くにある近代遺産について巡りましょう。
桃介橋はJR南木曽駅のほど近くにある、発電所建設のために使用された橋です。その歴史的価値から国の重要文化財に指定されています。
橋の真ん中には運搬で使用したトロッコのレール跡が残っていたり、当時の様子がわかるように復元されています。
【前泊】信州いいじまの湯 お宿陣屋・【夕食】居酒屋割烹鈴蘭
信州いいじまの湯 お宿陣屋
前泊として、飯島町の信州いいじまの湯 お宿陣屋に宿泊しました。
陣屋は駒ケ根市の南部に位置する場所ですので、中央アルプスや南アルプスに観光するときの拠点として最適です。
温泉旅館ですので、もちろん料理も楽しめますが素泊まりのリーズナブルなプランもありますので外食と併せて組み合わせることも可能です。
特記としては、すぐ裏に飯田線が走っていること!
電車が一定期間で通過していくので電車好きにもオススメです!
居酒屋割烹鈴蘭
お宿陣屋に宿泊したら、すぐそばに居酒屋割烹鈴蘭さんがありますのでそちらで食事をすることができます。
旅館の料理もいいですが、小料理屋で好きなものを選択して食事をするのも旅の醍醐味ですね!
まとめ
本記事では、2泊3日で秋の信州を巡る3日目として、南信州エリアと木曽エリアについて解説しました。
- 日本のチロル!南アルプスの山中にたたずむ下栗の里へ。
- 天竜川の景観美!名称天龍峡を散策。疲れたら、りんごの足湯で一休み!
- 中山道の名宿場町へ!馬籠宿を歩こう。
長野県南部の南信州エリアは、山間の街並みや山川の景観美がたくさんあります。
派手な観光地はないですが、どこか心休まる日本の原風景を探索してみてはいかがでしょうか。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。