こんにちは、そうま灯火です。
首都圏から手軽に行ける離島である伊豆七島。その中でも八丈島は交通の利便性が高く、特に夏季シーズンに観光地として人気があります。
今回は、伊豆七島の最南である八丈島の観光モデルコースについて解説します。
- 首都圏から1時間以内で行ける離島!オフシーズンである秋・冬は過ごしやすい気候でオススメ!
- 雄大な自然を堪能!さまざまな展望台から島の景観を楽しむ。
- 戦国大名「宇喜多秀家」島流しの地。岡山にゆかりがある人には必見スポット!?
![](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2023/11/souma-fukuchi.jpg)
伊豆七島の最南である八丈島は、首都圏からのアクセスが良く、観光スポットが多くある離島です。
夏はマリンアクティビティが盛んで人気エリアですが、今回はあえてオフシーズンでの魅力について解説していきます。
海に入ることはなくとも、行く価値のある面白い島ですよ!
目次
今回の旅マップ【羽田空港~八丈島】
今回の旅マップ(1日目と3日目後半)です。
八丈島空港へは羽田空港からANAを利用して訪問することが便利です。1日3便往復しており、約50分で行き来することができます。
陸路でいえば、都心から海老名SAに到着するくらいの時間ですね!う~ん、近い離島。
八丈島空港(はちじょうじまくうこう)
![八丈島空港01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/hachijojima-airport01-scaled-e1669473203788.jpg)
八丈島の玄関口である八丈島空港は、島の中央に位置しています。
島内の観光はレンタカーがオススメです。鉄道はなく、バスも多いわけではありませんので事前にレンタカーを確保しておきましょう。
どのレンタカーを選択した場合でも八丈島空港への送迎はありますが、ニッポンレンタカー、オリックスレンタカーといったような大手のレンタカーは出店していないため、WEBや電話で事前の予約が必須です。
![八丈島空港02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/hachijojima-airport02-scaled-e1669473210313.jpg)
![八丈島空港03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/hachijojima-airport03-scaled-e1669473219470.jpg)
絶海の孤島・青ヶ島についてチェックする
八丈富士付近の観光・ビュースポット
八丈富士(はちじょうふじ)
![八丈富士登山15](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/hachijofuji15-scaled-e1668998190249.jpg)
八丈島の北西部に鎮座する西山(八丈富士)は、八丈島を象徴する最高峰です。
登山スポットとしても人気がありますので、ハイキングなど体を動かすことが好きな場合は是非訪れてみましょう。
八丈富士登山についてチェックする
ふれあい牧場
![ふれあい牧場01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/fureaibokujo01-scaled-e1669474440205.jpg)
八丈富士周回道路の南面にふれあい牧場はありますので、是非立ち寄りましょう。
八丈富士中腹の高台から見る八丈島の景観は圧巻!展望スペースも用意されているのでのんびり過ごすことができます。
売店には飼育されているジャージー牛から作ったアイスクリームが販売されており、休憩スポットとしてもオススメです。
![ふれあい牧場02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/fureaibokujo02-scaled-e1669474448436.jpg)
![ふれあい牧場03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/fureaibokujo03-scaled-e1669474457375.jpg)
空港展望台・天体観測
![空港展望台](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/airport-tenbodai-scaled-e1669474551863.jpg)
八丈島空港から八丈富士方面に上る山道にちょっとした駐車スペース(空港展望台)があります。
名前の通り、空港を展望することができる立地であり立ち寄りスポットとして景観を楽しめます。
個人的なオススメは夜の訪問。空港の夜景や満天の星空を観察することができます。
特に冬場をオススメする理由のひとつに星空を最大限に楽しめることがあげられます。
![八丈島の星空](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/airport-tenbodai-sky-scaled-e1669766871195.jpg)
八丈島の独特な景観おすすめ3選
南原千畳敷(なんばらせんじょうじき)
![南原千畳敷01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/nanbarasenjojiki01-scaled-e1669477936234.jpg)
八丈島の西側の海沿いには南原千畳敷という玄武岩で形成された黒々とした岩場があります。
南原千畳敷は八丈島が火山の島であることを感じることができるユニークなスポットです。
八丈富士の美しい山の姿や八丈小島が間近に見れることもあり、岩場以外の見るべきポイントもありおススメです。
![南原千畳敷04](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/nanbarasenjojiki04-scaled-e1669477990971.jpg)
![南原千畳敷03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/nanbarasenjojiki03-scaled-e1669477980303.jpg)
南原千畳敷には、八丈島に島流しにされた宇喜多秀家の銅像が置かれており、岡山市の方向を向いています。
岡山県にゆかりがある人間にとっては、なかなか感慨深いスポットです。
![南原千畳敷02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/nanbarasenjojiki02-scaled-e1669477970314.jpg)
![南原千畳敷05](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/nanbarasenjojiki05-scaled-e1669477999201.jpg)
黒砂砂丘(くろすなさきゅう)
![黒砂砂丘01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/kurosunasakyu01-scaled-e1669555277406.jpg)
八丈島の南西部の崖には黒砂砂丘(六日ヶ原砂丘)が広がっています。
砂丘と聞くと、鳥取県の鳥取砂丘のようなイメージをするかもしれませんが、黒砂砂丘は名前の通り黒い砂の砂丘です。さらに、丘というよりは崖に堆積した砂地です。
砂丘越しに見る八丈島の海岸線は絶景のひとこと!なかなか見ごたえのあるスポットです。
駐車スペースから15~20分くらい歩く必要がある(一部、悪路もあり)ので、サッと立ち寄るスポットではありません。行こう!という意識で行きましょう。
![黒砂砂丘02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/kurosunasakyu02-e1669555259318.jpg)
![黒砂砂丘03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/kurosunasakyu03-scaled-e1669555114472.jpg)
鳥取砂丘を含むモデルコースをチェックする
八丈オリエンタルリゾート跡
![オリエンタルリゾート02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/oriental-resort02-scaled-e1669557108807.jpg)
観光スポットではありませんが、八丈島らしい場所として八丈オリエンタルリゾート跡を紹介します。
「劇場版トリック2」の撮影でロケ地になったこともあり、知名度廃墟が好きな人にとっては有名スポットです。
跡地と言っても解体工事がされておらず、外観だけは当時の姿のまま佇んでおり、まるで遺跡のようなノスタルジックな雰囲気のある場所です。
ロータリーなどまでは近づくことができますが、内部はもちろん立ち入り禁止エリアであり、不法侵入は犯罪ですので絶対にやめましょう。
![オリエンタルリゾート01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/oriental-resort01-scaled-e1669557100729.jpg)
![オリエンタルリゾート03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/oriental-resort03-scaled-e1669557119487.jpg)
八丈島の魅力的な展望スポット
登龍峠展望台(のぼりょうとうげてんぼうだい)
![登龍峠02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/noboryo02-scaled-e1669558386694.jpg)
登龍峠展望台は、個人的に八丈富士を最も美しく見ることができる展望台です。
八丈富士の後ろには八丈小島を見ることができ、また八丈島の東側・三根(みつね)エリアを臨むことができます。
![登龍峠01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/noboryo01-scaled-e1669558378658.jpg)
![登龍峠03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/noboryo03-scaled-e1669558395647.jpg)
大坂トンネル展望台(おおさかとんねるてんぼうだい)
![大坂トンネル展望台01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/osakatenbodai01-scaled-e1669560027619.jpg)
大坂トンネル展望台は、八丈島を一周している東京都道215号八丈島循環線の西側に位置しています。
展望台からは八丈富士と八丈小島を臨むことができます。
都道沿いにあり、繫華街エリアからのアクセスが容易です。
![大坂トンネル展望台02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/osakatenbodai02-scaled-e1669560036146.jpg)
![大坂トンネル展望台03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/osakatenbodai03-scaled-e1669560045405.jpg)
ちなみに、大坂トンネル展望台から見えている海岸は横間海岸です。
貸切のバーベキュー会場があり、プライベート感満載のロケーションをしています。
![横間海岸02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/yokomakaigan02-scaled-e1669616378316.jpg)
名古の展望台(なごのてんぼうだい)
![名古の展望台03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/nagonotenbodai03-scaled-e1669560207629.jpg)
末吉エリアにある展望台のオススメは名古の展望台で、太平洋の水平線と洞輪沢漁港を臨むことができます。
三原山サイドにありながら、三原山を臨むことができる展望台でもあります。
かつては賑わった展望台だったのかプレハブ小屋のような建物もありますが、今は人気がなく営業している形跡はありませんでした。
![名古の展望台01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/nagonotenbodai01-scaled-e1669560193322.jpg)
![名古の展望台02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/nagonotenbodai02-scaled-e1669560200561.jpg)
![名古の展望台04](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/nagonotenbodai04-scaled-e1669560219674.jpg)
![名古の展望台05](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/nagonotenbodai05-scaled-e1669560232928.jpg)
八丈島のおすすめランチ
八丈島の健康野菜あしたば
![あしたばそば](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/ashitaba-soba-scaled-e1669596297534.jpg)
八丈島を代表する食材としてあしたばがあります。
あしたばは、「明日葉」「八丈草」と別名されており、栄養価の高い野菜です。
私はあしたばを粉にして練り込んだあしたばそばをいただきました。
写真は「合月」さんというお店でしたが、2022年現在閉店しています。
他にもあしたばそば・うどんを食せるお店はあります。
郷土・家庭料理のお店:繁(はん)
郷土料理、家庭料理全般を楽しみたいのであれば、繁さんがオススメです。
あしたば料理、島寿司、地野菜の炒め物など、さまざまな郷土料理を提供しています。
八丈島の食事は島寿司など海鮮料理が中心になっていたので、肉料理などが恋しくなり注文しました。
![繁01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/han01-scaled-e1669596314250.jpg)
![](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/han02-scaled-e1669596324184.jpg)
ホテル:リードパークリゾート八丈島
宿泊したホテルとして、リードパークリゾート八丈島を紹介します。
八丈島の東海岸に位置するミドルグレードのホテルで、比較的リーズナブルに島料理などサービスを楽しむことができます。
特にオススメなのが広々とした大浴場と屋上の天然プラネタリウム!
そんなに贅沢は望まないが、それなりに島の魅力を楽しみたい(素泊まりじゃ物足りない)という場合におすすめです。
![リードパークリゾート八丈島01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/LIDOPARKRESORT01-scaled-e1669597428307.jpg)
![リードパークリゾート八丈島02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/LIDOPARKRESORT02-e1669597439203.jpg)
![リードパークリゾート八丈島03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/LIDOPARKRESORT03-e1669597452378.jpg)
![リードパークリゾート八丈島04](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/LIDOPARKRESORT04-scaled-e1669597461456.jpg)
八丈島のおすすめ温泉
末吉温泉 みはらしの湯
![みはらしの湯・観光協会](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/miharashinoyu-hachijojima.jpg)
末吉温泉「みはらしの湯」は八丈島の温泉の中でも最も観光客に人気のある温泉の一つです。
雄大な太平洋を眼下に露天風呂を楽しむことができます。
入浴料は一人500円とリーズナブルな設定になっています。
![みはらしの湯01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/miharashinoyu01-scaled-e1669615490338.jpg)
![みはらしの湯02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/miharashinoyu02-scaled-e1669615509582.jpg)
ブルーポート・スパ ザ・BOON
![ブルーポート・スパ ザ・BOON観光協会](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/zaboon-hachijojima-e1669615810258.jpg)
ブルーポート・スパ ザ・BOONは八丈島の温泉の中で唯一サウナのある施設です。
露天風呂はありませんが、夜の21時まで営業しているため夕食後の入浴も可能な素泊まり観光客に優しい施設です。
入浴料は一人500円とリーズナブルな設定になっています。
2022年現在、休業中となっています。最新情報のチェックに注意です。
![ブルーポート・スパ ザ・BOON01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/zaboon01-scaled-e1669615789713.jpg)
![ブルーポート・スパ ザ・BOON02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/zaboon02-scaled-e1669615801118.jpg)
その他:歴史探訪・お土産処など
宇喜多秀家の墓(うきたひでいえのはか)
![宇喜多秀家の墓03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/ukitahideie03-scaled-e1669616336545.jpg)
岡山県民ならゆかりのあるスポットの宇喜多秀家の墓です。
私は岡山県出身なので思わず訪問してしまいました。他にも、戦国武将が好きな方であれば、著名な武将のため訪問の価値ありです。
観光地ではないですので、静かにお参りするようにしましょう。
![宇喜多秀家の墓01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/ukitahideie01-scaled-e1669616319421.jpg)
![宇喜多秀家の墓02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/ukitahideie02-scaled-e1669616327755.jpg)
お土産処:民芸あき
![民芸あき02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/mingeiaki02-scaled-e1669616303713.jpg)
お土産選びなら民芸あきで、地元民芸品を確認してみましょう。
地元の民芸品を多く取り扱っておりますので、素敵なお土産品に巡り合えるかも。
食料品なども取り扱っていますので、民芸品にかかわらずお土産選びに最適なお店です。
![民芸あき01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/11/mingeiaki01-scaled-e1669616292736.jpg)
まとめ
本記事では、関東圏から手軽に行ける離島である八丈島について観光モデルコースを紹介しました。
- 首都圏から1時間以内で行ける離島!オフシーズンである秋・冬は過ごしやすい気候でオススメ!
- 雄大な自然を堪能!さまざまな展望台から島の景観を楽しむ。
- 戦国大名「宇喜多秀家」島流しの地。岡山にゆかりがある人には必見スポット!?
![](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2023/11/souma-fukuchi.jpg)
八丈島は伊豆七島の最南に位置しますが、関東からのアクセスが良い離島です。
夏場のマリンアクティビティももちろんオススメですが、オフシーズンは混雑具合も解消されており、のんびりと観光するのに適しているシーズンです。
さわやかな行楽シーズンと寒いシーズンに、身近な離島を検討してみてはいかがでしょうか。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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