こんにちは、そうま灯火です。
層雲峡温泉氷瀑まつりは、北海道上川町で冬期限定で開催されているお祭りです。
かなり大規模な氷の展示や夜には冬花火があがるなどイベントとして見ごたえがあります。
本記事では層雲峡温泉氷瀑まつりを楽しむための見どころや、オススメの回り方のポイントを解説します。
- 大雪山の層雲峡へアクセス!日暮れ前は青い氷が広がる世界を楽しもう!
- ライトアップは外せない!日没後は色とりどりな氷の世界を満喫しよう!
- 冬花火でフィナーレ!終了時間に鑑みて宿泊はそのまま層雲峡温泉がオススメです。
北海道の中心部にある大雪山系。その北部にある層雲峡は、冬になると氷瀑まつりが開催されて一面氷の世界となります。
そんな氷瀑まつりのアクセス・駐車事情・マストスポット・歩き方など、疑問に対する回答やイベントの楽しみ方を解説します。
目次
層雲峡温泉氷瀑まつりについて
基本情報
層雲峡温泉氷瀑まつりは、北海道上川町で冬期限定で開催されるお祭りです。
2023年の開催で第48回目の開催となり、長い年月開催されてきた歴史のあるイベントです。
冬期は長期間(2カ月以上)に渡って開催されていますので、訪問の旅程は組みやすく、いわゆる冬の旅行シーズンであればいつでも開催されています。
日程 | 冬期期間:1月下旬~3月中旬 |
会場 | 層雲峡温泉氷瀑まつり特設会場 |
時間 | 17:00~21:30(最終入場21:15) |
札幌周辺でコンセプトが似ている祭りとしては、千歳・支笏湖氷濤まつりがあります。
私も別の機会で訪問しましたが、規模感としては層雲峡温泉氷瀑まつりの方が大きいですが、氷で作る氷像などを体験することができます。
アクセス
氷瀑まつりの海上へのアクセスは大きく分けて2つあり、「車(マイカー・レンタカー)」か「鉄道」です。
車の場合
層雲峡温泉は立派な観光地であり、いくつも駐車場がありますので駐車には困ることはないでしょう。
また、おまつりの期間中は無料の駐車場が解放されています。
マイカーやレンタカーで祭りに参加する場合、駐車場の確保は大きな問題ですが、無料の駐車場を整備しておりありがたい点です!
鉄道の場合
最寄り駅はJR上川駅で、路線バスを使用してアクセスする必要があります。
所要時間は30分程度ですが、本数が多いわけではありませんので、公式WEBページで時刻表をチェックするようにしましょう。
日暮れ前の会場を巡る~青い氷の世界~
大規模な展示を見学
お祭りは17時から開場しますが、開場時はまだ周りも明るいため氷の青さを楽しむことができます。
夜はライトアップがキレイですが、背景も含めた全景は確認しにくくなりますので、全景も確認したい場合は開場時を確認しておくことが必要です。
以下のような順序で巡ると最大限楽しむことができます。
- 17時ごろに夜が更ける前の明るい時間帯に全景を含めて回る。
- ホテルチェックインしたり、夕食を済ませたりする。
- ライトアップされた夜に再訪する。冬花火でフィナーレ!
特に展望台から大雪山方面の景観がオススメで「氷瀑まつり会場」「層雲峡温泉」「大雪山」をすべて臨むことができます。
夜のライトアップの際もマストスポットですので比較を楽しみましょう。
氷瀑の中へ
氷瀑の展示は中を散策しましょう。
中はライトで照らされており、色とりどりの氷の世界を堪能することができます。
氷柱のような形状だったり、壁のような形状だったりと様々な形と光のコンビネーションが大変美しいです。
氷瀑神社と氷像
大規模な展示品のほかにも、小~中規模の展示として氷瀑神社や氷像などがユニークです。
氷瀑神社はその通り、氷瀑に囲まれている神社で鳥居や賽銭箱やお札が設置されています。
ご神体はなんと氷!日本広しと言えど、冬季限定のご神体は少ないのではないでしょうか!?
特設会場を散策していると、キレイな氷で作られているオブジェが点在しています。
面白いのは、硬貨が氷像に張り付けられていること。お賽銭感覚でしょうか?あるいは作品に対する投げ銭のような感覚でしょうか?
お気に入りの氷像を探してみましょう!
ライトアップされた会場を巡る~カラフルな世界~
ライトアップされた幻想的な世界へ
日が暮れてあたりが真っ暗になると、ライトアップの色がそのまま氷へと反映されます。
明るいうちは氷の青さが残っていましたが、あたりが暗くなることで色とりどりな世界がより明瞭になりました。
ライトアップされた会場は「幻想的」の一言!
色とりどりの鮮やかな空間・景色を楽しむことができます。
展示物の中も光が無くなったことで、よりライトアップが強調されています。
個人的には、氷のうっすらと残る青色と調和する寒色系のライトアップが好みでした。
冷えたら甘酒などの出店や休憩スペースもありますので、防寒対策に気を付けながら回るようにしましょう。
冬花火でフィナーレ
お祭のフィナーレ(20:30ごろ)には冬花火が広場からあがります。
ピーク月である2月には基本的に毎日実施されますが、年ごとに異なる可能性がありますので公式WEBページで花火を打ち上げる日付についてはチェックするようにしましょう。
かなり近くで打ちあがりますので迫力満点!冬花火は済んだ夜空に鮮やかに見えますのでオススメです。
周辺観光のオススメ
銀河・流星の滝
銀河・流星の滝は、銀河の滝と流星の滝の2つの総称で、日本の滝百選にも選出されている名瀑です。
層雲峡温泉からは車で5分と近場にありますのでサッと立ち寄ることができます。
氷瀑まつりのシーズンは、滝も見事に氷瀑してます。
人工的な氷瀑と違い、天然の氷瀑ですので桁違いの迫力を感じることができます。
タウシュベツ川橋梁(糠平湖)
糠平湖にかかるタウシュベツ川橋梁は、冬場であれば歩いて近づくことができます。
層雲峡温泉からは1時間程度要するため、層雲峡温泉から帯広方面へ向かうルートの場合は立ち寄り地としておススメです。
まとめ
本記事では、層雲峡温泉氷瀑まつりの見どころや歩き方を解説しました。
- 大雪山の層雲峡へアクセス!日暮れ前は青い氷が広がる世界を楽しもう!
- ライトアップは外せない!日没後は色とりどりな氷の世界を満喫しよう!
- 冬花火でフィナーレ!終了時間に鑑みて宿泊はそのまま層雲峡温泉がオススメです。
層雲峡温泉氷瀑まつりは冬の長い期間開催されているお祭りです。
北海道旅行の際に組み入れやすいですので、ぜひ幻想的な氷の祭典に参加してみてはいかがでしょうか。
その季節でしか楽しめないことを楽しみましょう!
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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