こんにちは、そうま灯火です。
北海道の道東には、阿寒摩周国立公園という壮大な自然が広がっており、そこには大小さまざまな湖があります。
4泊5日の行動最終日は、道東の阿寒摩周湖朽津公園の湖を巡り、帯広のモール泉である十勝川温泉でフィナーレです。
- 屈指の透明度を誇る湖!摩周湖と神の子池。
- マリモとアイヌコタンで有名な観光地!阿寒湖畔の魅力。
- 日本でも有数のモール泉!帯広の十勝川温泉と夜景。
4日間にかけて続けた北海道ドライブも行動最終日の4日目。道東の北見市から湖地帯を抜けて帯広へ向かいます!
(ちなみに、5日目は新千歳空港に移動するだけの日程です。)
目次
今回の旅マップとモデルコース4日目
今回の旅マップ(4日目)です。
スタートは、前日宿泊した北見市から。移動手段としては、引き続きレンタカーで巡ります。
旅程の1日目リンク
旅程の2日目リンク
旅程の3日目リンク
道東エリア【阿寒摩周国立公園~十勝川温泉】
起点は北見市で、屈斜路湖から阿寒摩周国立公園に入り、十勝平野に抜けていきます。
2日目と3日目は海沿いドライブでしたが、4日目は内陸ドライブで海をみることはありません。
美幌峠(びほろとうげ)【屈斜路湖】
北見市方面から阿寒摩周国立公園にアクセスすると、最初に訪れる湖が屈斜路湖です。
屈斜路湖を展望することが可能なのが、美幌峠で道の駅や展望台があり、立ち寄りスポットとなっています。
私が訪れたときは残念ながら真っ白!この辺りは摩周湖と同様に霧が出やすい地形とのこと。。。
和琴半島(わことはんとう)【屈斜路湖】
和琴半島は、屈斜路湖畔にある陸繋島のような半島です。
美幌峠から全景を見ることはできませんでしたが、ここからは穏やかな屈斜路湖畔を観察・散策することができます。
美幌峠で展望ゼロでも訪れてみる価値ありです。
神の子池(かみのこいけ)【摩周湖】
摩周湖は日本一の透明度を誇る湖で、世界基準で見ても世界第二位の透明度の湖です。
その伏流水であるのが神の子池で、中国の九寨溝(きゅうさいこう)を彷彿させるような幻想的な青色をしています。
年中一定して低い水温で保たれているため、倒木も腐敗することなく化石のように横たわっており、魚が泳いでいる姿も確認することができます。
裏摩周展望台(うらましゅうてんぼうだい)【摩周湖】
摩周湖の展望台は3カ所あり、唯一東側に位置しているのが裏摩周展望台です。
摩周湖は崖に囲まれている湖ですので湖畔には近づくことができず、展望台からの風景のみとなります。
道の駅 摩周温泉(ましゅうおんせん)
摩周湖と阿寒湖を結ぶ道路上にあるため、周遊する場合は立ち寄りオススメスポットの道の駅摩周温泉。
ここの名物はエゾシカバーガー!その名の通り、鹿肉のハンバーガーです。
道中、海産はよく食べましたが北海道は自然の豊かさからジビエも豊富なのは忘れてはいけません!
双湖台【ペンケトー・パンケトー】
阿寒湖の東に、ペンケトー・パンケトーという湖があり双湖台から眺めることができます。
自然保護区域であるため展望台から眺めるのみとなっています。ペンケトーの方は、形が北海道に似ているといわれています。
マリモと展望台とアイヌコタン【阿寒湖】
阿寒湖湖畔とマリモ
阿寒湖は、屈斜路湖・摩周湖と比較して観光地化された湖で遊覧船や温泉街があります。
中でも阿寒湖のマリモは有名で、キレイな球体のマリモを生成できるのは日本では阿寒湖を含め数カ所しかありません。
マリモは球体のメージがありますが、糸状の生命体が集合して球体を形成しています。
阿寒湖アイヌコタン
阿寒湖畔には、阿寒湖アイヌコタンというアイヌの集落(コタン)を模したエリアがあり、資料館やお土産どころが立ち並んでいます。
アイヌ民族の様式がわかるようなエリアになっており、資料館をはじめ学べるほかに散策するだけでも楽しめる観光スポットになっています。
阿寒湖畔展望台
自然の観光地を訪れたら、展望したくなるのが常ですよね。
阿寒湖畔の展望台は、阿寒湖の南側のスキー場にあります。その名の通り、冬季はスキーをしている場所ですね。
夏場は自力で登っていくしかないので、少々手間ですが、そこからは阿寒湖と温泉街を一望することができます。
オンネトー
オンネトーは阿寒湖の南西部にある湖です。
阿寒湖が雄阿寒岳のカルデラ湖と比較して、オンネトーは雌阿寒岳と阿寒富士のカルデラ湖となっています。
天候によって色味が変化する湖で、訪問した時は曇天の緑色をしていました。
晴れていれば雌阿寒岳と阿寒富士の雄大な景観が見れるのですが…ここでも残念ながら視界不良。阿寒湖周りの山々はリベンジしたいですね!
道の駅 あしょろ銀河ホール21
道東の湖群に別れを告げて、帯広方面に走る中間の位置に足寄町があります。
道の駅あしょろ銀河ホール21での休憩がオススメです。2011年にリニューアルオープンしたキレイな道の駅で、レストランや軽食など揃っています。
シンガーソングライターの松山千春さんは足寄町出身で、松山千春コーナーも設けられています。
いけだワイン城
十勝地方の名産のひとつである十勝ワイン。池田町にあるいけだワイン城では十勝ワインに関する資料の展示や販売など実施しています。
十勝地方は酪農のイメージが強いですが、実はぶどうの栽培やワインの製造についても盛んです。
千代田堰堤(ちよだえんてい)
帯広を横断する形で流れている十勝川。
十勝川は鮭が産卵する際に遡上していくのですが、千代田堰堤は、その際の捕獲場としての役割も果たしています。
広大な北海道にふさわしく、規模が大きな堰堤です。
十勝川温泉・十勝が丘展望台
旅の終点に十勝川温泉へ。十勝川温泉は全国でも珍しいモール泉の温泉街で、ホテルもたくさんあり宿泊には困りません。
十勝川温泉から少し北に進んだところに十勝が丘展望台があります。
広大な十勝平野を一望できる展望台で、夕日や夜景スポットにもなっています。
まとめ
本記事では、4泊5日で北海道の道央・道北・道東を巡る4日目として、道東の湖巡りと十勝平野について解説しました。
- 屈指の透明度を誇る湖!摩周湖と神の子池。
- マリモとアイヌコタンで有名な観光地!阿寒湖畔の魅力。
- 日本でも有数のモール泉!帯広の十勝川温泉と夜景。
道東の湖は、それぞれ特徴があってどれも魅力的!密集しているのも周遊しやすくて良かったです!
5日目は移動だけですので、弾丸旅行もこれにて閉幕!何度でも行ってみたくなるとってもよい場所ばかりでしたので、
北海道旅行を計画の際は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。