こんにちは、そうま灯火です。
広島県の観光地のなかで最も有名なもののひとつが宮島・厳島神社で、日本三景・世界遺産に選ばれている大変価値のある場所です。
しかしそれゆえに観光シーズンに訪れると混雑は必至!子連れの場合は計画的に行動しなければ大変な思いをしてしまいます。
今回は、実際に未就学児を連れて宮島に訪問してきた経験から、おすすめの回り方について解説します。
- フェリー宮島口から出発!駐車場は事前チェック必須。
- フェリーは展望席がおすすめ!子供は乗ってるだけで楽しめます。
- 休日の厳島神社は大混雑!子連れの場合は神社訪問を見送りもあり?
- 宮島では「開運すみっコぐらし庵」など子供に楽しいお土産屋がたくさん!
- 宮島の子連れ食事はなかなか難しい!?ゆめタウン廿日市の活用をおすすめ!
広島県の宮島・厳島神社は日本三景・世界遺産に選ばれている人気の観光スポットです。
そのため、子連れで旅行に行く場合には、計画的に回る必要があります。
その時々で楽しめることを意識しつつ、子連れ旅行の参考にしてみてくださいね!
日本の世界遺産の記事をチェックする
- 文化遺産
- 原爆ドーム・厳島神社:厳島神社と錦帯橋など日本三大巡り:山口・広島1泊2日観光モデルコース解説②
- 厳島神社:子連れで日帰り宮島おすすめガイド【混雑回避・開運すみっコぐらし庵】
- 琉球王国のグスク及び関連遺産群:世界遺産首里城公園と美ら海水族館の弾丸ツアー!
- 紀伊山地の霊場と参詣道:熊野三山巡りと熊野灘の絶景:世界遺産・紀伊山地2泊3日観光モデルコース③
- 富士山‐信仰の対象と芸術の源泉‐:富士山本宮浅間大社の桜と白糸の滝:青春18きっぷ2泊3日山梨静岡桜巡りモデルコース①
- 長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産:日本三大夜景・長崎から西海へ:長崎周遊2泊3日モデルコース②
- 百舌鳥・古市古墳群‐古代日本の墳墓群‐:商人の町・堺はレンタサイクル観光がオススメ~役所から見る世界遺産モデルコース~
- 自然遺産
目次
宮島・厳島神社へのアクセス方法
宮島へアクセスするためには、宮島口のフェリーターミナルに行く必要があります。
鉄道を使う場合は、「JR宮島口駅」か「広電宮島口駅」が最寄で、どちらも駅から徒歩でアクセスすることができます。
渋滞による混雑を避けるためには、結局、公共交通機関の利用がおすすめです。
公共交通機関を利用できない場合は、車でアクセスすることになりますが、駐車場の確保は計画的に実施しましょう。
【混雑必至】宮島口駐車場のおすすめエリア
休日は、朝9時にはフェリーターミナル側の駐車場はほぼ満車になります。
早い時間に到着するか、混雑の覚悟をするかの選択が必要となることに注意です。
おすすめとしては、「国道2号線を渡ったJR宮島口駅側で探してみる」こと。
フェリーターミナル側の駐車場からどんどん埋まっていきますので、(少々歩くことは欠点ですが)最初からJR宮島口駅側から探したところすんなりと駐車することができました。
宮島フェリーターミナル
宮島への玄関口であるフェリーターミナルは、広電宮島口駅からはほぼ直通しており、JR宮島口駅からも徒歩3分程度で到着でき、公共交通機関からのアクセスが良いことが特徴です。
近年に改築されたようでオシャレな建物でした。
宮島フェリーターミナルからは、「宮島松代汽船」と「JR宮島フェリー」の2つの会社で運用しています。
交互に発着していますが料金に差はないため、先に出発する方に乗船して問題ありません。
両社とも現金だけでなく、交通系ICカードにて支払いができますので便利です。
子連れ宮島の散策ガイド【フェリー~厳島神社・大鳥居】
宮島へはフェリーで向かうことになるので、移動手段から子供にとってはアミューズメントです。
宮島の中でも特に厳島神社は混雑が激しいスポットですので、状況によってはスルーする決断をすることも必要です。
一番の見どころである朱色の大鳥居は、実は厳島神社より近づける場所があるなど、巡りやすいところを選択しながら観光を楽しみましょう。
フェリーは展望席がおすすめ
宮島へ向かうフェリーの移動時間は10分で、あっという間に到着します。
子連れの場合は、一番上の展望席がおすすめです!船で潮風を感じながら風景を楽しむことができ、未就学児の娘二人はテンション高くはしゃいでいました。
暑い/寒い時期の場合は、船内は空調が効いていますので中で快適に過ごすこともできます。
宮島桟橋駅・駅周辺
宮島側の玄関口である「桟橋駅」の前は広場になっており、見どころは鹿が放牧されていることです。
鹿はおとなしく、たくさんの観光客に囲まれて写真を撮られていました!駅前だけでなく、海沿いの遊歩道でも歩いていますので見かけたら記念撮影してみましょう!
子連れ旅行の場合、桟橋駅には授乳+おむつ替えができる個室があります。宮島内では数少ないスポットですので、タイミングによって利用を検討してみてくださいね。
御笠浜(大鳥居に最も近い場所)
宮島といえば厳島神社の大鳥居ですが、「海に浮かんでいる姿を見る」か「近くまで歩いていく」かは決めておきましょう。
宮島の公式観光WEBページにて潮見表が掲載されていますので、見たい大鳥居の姿を確認できる時間帯に訪問することがおすすめです(今回は「海に浮かんでいる姿」を見るために訪問しました)。
実は、海に浮かぶ大鳥居が最も近くで見えるのは厳島神社からではありません。
海に浮かんでいる大鳥居を最も間近で見られるのは、御笠浜という海岸沿いの場所です。
桟橋駅から厳島神社への遊歩道の途中で、絶好の写真撮影スポットであり、観光客が多く楽しんでいるエリアでもあります。
厳島神社が混雑している場合は、この御笠浜まで参拝の行列が続いています。
あまりにも混雑が激しい場合は、大鳥居の景色を堪能して厳島神社をスキップする選択も検討しましょう。
特に小さな子連れの場合は、神社を楽しむよりも待つことのストレスが大きくなる可能性があるため、優先順位を検討してみることが大切です。
子連れ宮島の散策ガイド【限定ショップ・お土産選び】
子連れ旅行の場合、厳島神社だけでは満足できる滞在になりません。
宮島にはみやじマリン宮島水族館や宮島ロープウェーなど、子連れ旅行で楽しめるアミューズメント性の高い観光スポットも点在していますが、滞在時間に限りがある場合は、ショッピングや散策だけでも十分楽しむことができます。
すみっコぐらしの限定ショップやもみじ饅頭のお土産ショップは、その中でもユニークですので子供にもおすすめです。
開運すみっコぐらし庵 宮島店
宮島には近年大人気のキャラクターである「すみっコぐらし」を輩出しているサンエックス社の限定ショップがあります。
りらっくま茶房とすみっコぐらし堂もそのひとつで宮島店が出店されています。
特にすみっコぐらしは、近年の人気が高く5歳の長女も大好きなキャラクターで、グッズの収集には日ごろから精が出ています。
宮島の名産とコラボした限定グッズも多くあり、可愛らしい思い出の品が手に入ること請け合いです。
厳島神社など価値のある史跡よりも、子供からすれば好みのお店の方が嬉しいですよね!
もみじ饅頭・生もみじ饅頭【やまだ屋・にしき堂】
宮島には、広島銘菓であるもみじ饅頭の店舗がたくさんあります。
目当てのもみじ饅頭の店舗に立ち寄って、広島銘菓のお土産を選びましょう。
中でも、種類が豊富な「やまだ屋」と生もみじのある「にしき堂」がおすすめ。
やまだ屋はいろんな種類のもみじ饅頭があり子供も楽しめるラインナップで、にしき堂は生もみじが他の店舗には無い独自性があります。
ランチスポット・周辺観光のおすすめ
宮島の島内でもランチスポットはありますが、こじんまりとしたところが多く子連れに向いている店は多くはありません。
そこでランチは宮島ではなく、廿日市市街地など周辺で子連れ向けを探すことも検討の余地があります。
宮島でなくても広島名物を食べることができる場所はたくさんありますので、子連れに優しい店舗をおすすめします。
周辺観光については、広島市やお隣山口県の岩国市と合わせるのが距離的にベター。
宮島だけの訪問でも十分に楽しめますが、周遊を検討する場合はご参考にしてみてくださいね。
みっちゃん総本店 ゆめタウン廿日市店
ゆめタウン廿日市はさまざま店舗が入っている複合商業施設で、宮島フェリーターミナルから車で15分の場所に位置しており、広島お好み焼きの名店であるみっちゃん総本店が出店しています。
ゆめタウン廿日市でランチするメリットは、何といっても子連れに優しいということ!
みっちゃん総本店は人気店舗ですのでランチ時には混雑しますが、空調の効いた施設の中で子供と遊びながら待つことができます。
商業施設内の店舗だけあって、キッズチェア、キッズ食器が準備されておりファミリーに安心な準備となっています。また、提供の際は「鉄板」か「皿」を選べるので、やけどが怖い場合は皿にすることで鉄板より安心です。
広島市、山口県岩国市など周辺観光もおすすめ
宮島は、島内だけでも見どころがたくさんありますが、周辺観光スポットも充実しています。
広島市街地には宮島口から車で20分ほどで、世界遺産の原爆ドームを代表とする観光スポットがあり、さらに広島市から車で30分ほど東へ移動すると日本の軍港都市4市の一つである呉市があります。
宮島口から山口県方面に車で30分移動すると錦帯橋で有名な岩国市にアクセスできます。
旅程に余裕がある場合は、周辺観光もおすすめですので検討してみてくださいね。
まとめ
今回は、日本三景・世界遺産である宮島を未就学児を連れて訪問するおすすめの回り方について解説しました。
- フェリー宮島口から出発!駐車場は事前チェック必須。
- フェリーは展望席がおすすめ!子供は乗ってるだけで楽しめます。
- 休日の厳島神社は大混雑!子連れの場合は神社訪問を見送りもあり?
- 宮島では「開運すみっコぐらし庵」など子供に楽しいお土産屋がたくさん!
- 宮島の子連れ食事はなかなか難しい!?ゆめタウン廿日市の活用をおすすめ!
宮島は観光スポットも魅力的ながらも、子連れでも楽しめる限定ショップもあり家族旅行におすすめの場所でした。
子連れの時には観光地巡りだけではなく子供も大人も楽しめる滞在プランを検討してみてくださいね。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
山陽エリアのおすすめ観光スポットをチェックする
山陰エリアのおすすめ観光スポットをチェックする