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妙義山・石門めぐり:日本三大奇景の鎖場絶景ハイキング

2022年9月12日

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こんにちは、そうま灯火です。

上毛三山(じょうもうさんざん)ってご存じですか?

群馬県を代表する山である、赤城山・榛名山・妙義山のことを指し、群馬県民からはとても親しまれているとのことです。

今回はその中でも、日本三大奇景に数えられる妙義山について、人気のハイキングコースである石門めぐりを解説します。

妙義山・石門めぐりの特長

  • 日本三大奇景!妙義山の独特な岩山の景観を楽しむ!
  • 石門めぐりは初級者向け(ピークハントは上級者向け)!鎖場満載の天然アスレチックを楽しむ!
  • 最寄幹線駅は高崎駅。ついで観光として秋にはコスモスがおすすめ!
そうま灯火

上毛三山のひとつである妙義山は、登山しようとすると最上級者向けの超難関です!

しかしながら、石門めぐりであれば初心者でも十分に歩けますので、妙義山を楽しむにはもってこいのコースになっています。

妙義山の石門めぐりについてコースタイムやポイントを解説します!

妙義山(みょうぎさん)について

妙義山は群馬県の南西部(西毛)にありますが、妙義山という単独峰はなく、白雲山・金洞山などの山々を合わせた総称です。

富山県の立山北海道の大雪山と同じですね。

特長はなんといっても、山水画のような外観で、その独特さから日本三大奇景に数えられています。

ちなみに、残りの二つは耶馬渓 (大分県中津市)と寒霞渓 (小豆島、香川県小豆郡小豆島町)です。

名称妙義山(みょうぎさん)
所在地群馬県甘楽郡下仁田町・富岡市・安中市
標高1,103m
その他特徴日本二百名山、上毛三山など

耶馬渓 (大分県中津市)

駐車場・登山道へのアクセス~妙義公園駐車場~

妙義山石門めぐりに行く場合は、妙義公園の駐車場を利用しましょう。

十分に駐車スペースがありますので駐車できないということは無いと思います。

登山ルートと実際のコースタイム

妙義山石門めぐり
画像出展:国土地理院の地理院タイル(標高タイル)を加工して作成
下仁田町登山マップ
画像出展:富岡市の公式WEBページより

妙義山石門めぐりのルートです。第4石門で大規模な落石があったため、第4石門まで行って帰ってくるルートとしました。

コースタイムは、私の場合はしっかり休憩取って1時間40分程度でした。

2022年9月現在、石門めぐりのコースは落石により入山禁止になっています(上記画像参照)。富岡市の公式WEBページより入山可能かどうかチェックしてから行くようにしましょう。

写真で見る妙義山・石門めぐりハイキング

妙義公園駐車場から石門めぐり登山道へ

妙義山石門めぐり01
妙義公園の駐車場
妙義山石門めぐり02
登山道入り口の看板

妙義公園の駐車場に車を止めて、準備をしたら登山開始です。

中之嶽神社の方には向かわず、車道を歩いていくと程なく登山道の入り口につきます。

第1石門

妙義山石門めぐり03
第1石門
妙義山石門めぐり04
第1石門の中から見上げる石のアーチが大迫力

登山道からしばらく進むと第1石門に到着!ここから石門めぐりスタートです。

写真では伝わりにくいですが、石門思ってたより大きい!自然の力強さを感じます。

訪問は9月の下旬だったのですが、紅葉の時期は紅葉との組み合わせも見事そうです。

かにの横ばい

妙義山石門めぐり06
かにの横ばい
妙義山石門めぐり07
鎖をしっかりもって突っ張りながら進みます。

かにの横ばいと呼ばれる急斜面です。

石門めぐりは鎖場が多いので軍手は必須です!

名前の通り、カニの様に横向きに鎖をしっかり持って進んでいきます。

足場が悪いのでゆっくり慎重に一歩ずついきます。

第2石門

妙義山石門めぐり08
第2石門に続く鎖場
妙義山石門めぐり09
上から見下ろした様子。大迫力!

かにの横ばいを越えたら第2石門への鎖場を登っていきます。

岩場が急ですので、腕力をしっかり使って全身で登っていきましょう。石門めぐりの中ではここが一番時間使うところです。

振り返ると崖ですので、高所が苦手な場合は振り返らずに!

第4石門

妙義山石門めぐり10
第4石門・大砲岩が見えます。
妙義山石門めぐり11
山水画のような風景

第2石門から登っていくと今回の最終地点である第4石門に到着です。

第4石門あたりは広場になっており、座って休憩したり食事をしたりするスペースとしておススメです。

もう少し上には大砲岩など見えていますが、残念ながら落石の影響でここまででした。

第4石門広場からは、山水画のような景観を楽しむことができます。切り立った岩場が見事です!

第4石門広場近くの見晴台

妙義山石門めぐり12
見晴台の景観。安中市の街並みが見えます。
妙義山石門めぐり13
金洞山。上級者向けの山です。

第4石門広場からは、中之嶽神社に抜ける登山道で帰ります。

途中に見晴らし台があり、そこからは妙義山から安中市街まで見渡すことができます。

ここでも見事な岩場は健在!独特な景観が面白く飽きが来ません。

妙義山 中之嶽神社(なかのたけじんじゃ)

妙義山石門めぐり14
日本一のだいこく様

ハイキングコースの終わりには、妙義山中之嶽神社に立ち寄りましょう。

ここには日本一大きな大黒様の像があります。その高さなんと20メートル!

剣を持っている姿が珍しい大黒様です。

実際のコースタイム

実際のコースタイムは以下の通りでした。標準的なコースタイムより時間を要しました。

鎖場については、一歩一歩確実に進んでいく必要があります。コースタイムは参考程度に、自身のペースでしっかり登って楽しみましょう。

チェックポイント経過時間時刻
妙義公園駐車場出発10:00
石門めぐり入口5分10:05
第1石門10分10:10
かにの横ばい・第2石門10分10:20
第4石門30分10:50
第4石門広場出発11:20
中之嶽神社15分11:35
妙義公園駐車場到着5分11:40

妙義山からの立ち寄り観光スポット

妙義山 中之嶽神社(なかのたけじんじゃ)

妙義山パノラマパーク01
白雲山の景色がすばらしい公園

石門めぐりは金洞山の麓ですが、妙義山のもう一つの代表的景観が白雲山です。

白雲山を見るには、妙義山パノラマパークがオススメです。

訪問時はまだでしたが、時期になるとコスモスと妙義山の共演の見ることが可能です。

妙義山パノラマパーク02
コスモスはポツポツ咲き

下仁田駅(しもにたえき)

趣味の終着駅巡りの目的地として下仁田駅に行きました。上信電鉄の終着駅で、高崎から伸びています。

周辺には道の駅しもにたがありますので立ち寄りはそちらがメインになるでしょう。

名物の下仁田ネギなど、地産のものをお買い物することができます。

下仁田駅01
上信電鉄の終着駅:下仁田駅。
下仁田駅02
生活感あふれる構内

鼻高展望花の丘(はなだかてんぼうはなのおか)

鼻高展望01
榛名山や赤城山を見渡せる展望の丘

高崎に進む道中、鼻高展望花の丘があります。

ここでは四季折々の花が栽培されていますので、季節ごとにチェックして立ち寄りをしてみてはいかがでしょうか。

無料ですのでサッと立ち寄ってお散歩することができますよ。

私が行ったときはコスモスがちらほら、キバナコスモスとマリーゴールドが満開でした。

鼻高展望02
コスモスはちらほら咲き
鼻高展望03
キバナコスモスは満開!
鼻高展望04
マリーゴールドと榛名山。見晴らしがよくて清々しい場所です。

まとめ

本記事では、妙義山石門めぐりのルートやコースタイムについて解説しました。

  • 日本三大奇景!妙義山の独特な岩山の景観を楽しむ!
  • 石門めぐりは初級者向け(ピークハントは上級者向け)!鎖場満載の天然アスレチックを楽しむ!
  • 最寄幹線駅は高崎駅。ついで観光として秋にはコスモスがおすすめ!
そうま灯火

妙義山はその独特の景観から登山する山ではないのかな、と思っていましたが、石門めぐりというハイキングコースが整備されています。

上毛三山の榛名山、赤城山と共に、群馬県に立ち寄った時にはハイキングを検討してみてはいかがでしょうか。

以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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