02_青森県 旅行

中野もみじ山と車で登れる百名山・岩木山、他:錦秋の青森2泊3日観光モデルコース①

2022年9月14日

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こんにちは、そうま灯火です。

日本の四季折々の魅力の一つに秋の紅葉があります。

今回は、秋(10月下旬)に青森県を2泊3日で観光するモデルコースの1日目として中野もみじ山と岩木山について解説します。

私は西日本出身のため東北地方には馴染みがなかったのですが、訪問すべき良スポットがたくさんあるのでぜひ参考にしてみてください。

モデルコースのポイント

  • 川沿いの小さな箱庭。中野もみじ山の紅葉の絶景。
  • 日本百名山!岩木山へ続く津軽岩木スカイラインの魅力。
  • 北海道の回転寿司にも引けを取らない!青森市の回転寿司グルメ
そうま灯火

西日本出身の私としてはあまりなじみのなかった青森県。

せっかく関東に住んでいるので紅葉の時期に訪問を決意!

錦秋の季節には秋色に色ずくスポットが多くありますので、ぜひ紅葉巡りの候補にしてみてはいかがでしょうか。

今回の旅マップ【青森県津軽地方】

今回の旅マップ(1日目)です。

青森空港を出発して、レンタカーを借りて巡ります。

周遊をしていきますので基本的には交通手段はマイカーを選択することが無難でしょう。

中野もみじ山(なかのもみじやま)

中野もみじ山01
中野もみじ山の小島。ジオラマのような美しさ。

中野もみじ山の外景と中野神社へ渡る橋

中野もみじ山は、黒石市から東へ向かったところにあり、空港からのアクセスもよく30分程度の距離にあります。

中野神社の境内になっており、遊歩道を歩いてさまざまな紅葉している公園へと散策することができます。

中野もみじ山03
中野神社を中心として散策できます
中野もみじ山02
中野川という川沿いに美しい紅葉が点在します
中野もみじ山05
紅葉に囲まれた橋をわたって境内に入ります
中野もみじ山04
中野川の流れ。ちょっとした滝もあり日本的な情緒あふれます。

全国津々浦々、それなりに紅葉スポットを巡ってきましたが、中野もみじ山のメリハリの利いた紅葉は印象深い場所のひとつです。

広すぎず狭すぎないちょうどいい規模感、混みすぎず閑散としすぎないちょうどいい人手と、そんなちょうどよい場所を求める場合、最適の場所のひとつです!

中野神社

中野もみじ山06
中野神社
中野もみじ山07
参道にも紅葉がちらほら。

中野神社の参道でもたくさんの紅葉がお出迎えしてくれます。

もちろん、神社ならではの大きな杉の木(御神木)もたくさんあり、緑と赤のメリハリを楽しむことができます。

遊歩道を進み観楓台へ

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神社からの遊歩道を進みます。
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観楓台。見事な楓が所狭しと並びます。地面は楓の絨毯状態。
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紅葉の黄・赤、空の青、錦秋の景色
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観光客は多いですが広いので混雑はしていません。

中野もみじ山は、中野神社周辺だけで終わりではありません。

ぜひ、中野神社から遊歩道をあるいて観楓台まで散策してみましょう。

観楓台は、その名の通りたくさんの楓の木が植えられており、全盛期には楓の絨毯にもなっており、上も下も一面の紅葉を楽しむことができます。

散策を楽しんだら屋台で食事も可能

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真っ赤な紅葉との写真はインスタ映え間違いなし!
中野もみじ山13
紅葉のお祭りで屋台がでていますので小腹がすいたら軽食もできます。

じっくり紅葉を堪能したかったら、他にも散策コースはいくつかあるので、公式WEBページをチェックしてみましょう。

中野神社と観楓台はマストスポットです!

中野神社の参道には、紅葉のお祭りで屋台がでていますので、散策で小腹がすいたら軽食をとることもできます。

日本百名山・岩木山(いわきさん)と津軽岩木スカイライン

岩木山00
岩木山登山道より。車、リフトと経由して歩くのは20分程度。

日本百名山に数えられる名山である岩木山(いわきさん)は、津軽富士とも呼ばれる単独峰の美しい山です。

岩木山は1,625mある比較的高い山ですが、津軽岩木スカイラインのドライブルートとリフトを使うことで片道20分ほどで手軽に山頂へ上ることができます。

登山と意気込んでいかなくても、観光感覚で登ることができる山なんです!(普通に登山道ですので動きやすい靴は必須)

名称岩木山(いわきさん)
所在地青森県弘前市・西津軽郡鰺ヶ沢町
標高1,625m
その他特徴日本百名山通称:津軽富士

ただし、津軽岩木スカイラインは有料ですので、以下の費用については準備が必要ですのでお忘れのないように!

通行料金1,830円(普通車)
リフト料金1,000円(大人・往復) ※営業日要確認

津軽岩木スカイラインで紅葉ドライブ・つづら折りの連続コース

岩木山01
岩木山に向かいます。キレイな独立峰です。
岩木山02
津軽岩木スカイラインのドライブは紅葉のシーズン!

岩木山の南西部から津軽岩木スカイラインに乗り込みます。

特長としては、つづら折りの連続するドライブコース!つづら折りといえば日光のいろは坂が有名ですが、それを凌ぐ回数のつづら折りを越えて高度をあげていきます。

紅葉の時期は、紅葉のトンネルの中を進むことができるので非常に美しく、オススメです。

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幾重にも繰り返すつづら折り!【画像出展:© OpenStreetMap contributors

駐車場からリフトに乗ってさらに高度UP!

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8合目駐車場に到着、岩木山頂が見えてます。ここからリフトに乗ります。
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リフトに乗って快適移動。日本海が見渡せます。

つづら折りを越えて、8合目まで車で登ってきたら駐車場からはリフトに乗り継ぎます。

8合目駐車じょうからも登山道に合流することはできますが、今回はできるだけ簡単に登頂を目指すため迷わずリフトに乗りました。

登山を楽しむか、ピークハント(登頂)をできる限り簡単にするか、旅の目的に合わせてプランニングできるのも岩木山の魅力です。

リフトからは日本海の絶景を臨むことができます。

岩木山頂へ登る!

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山頂へ続く登山道。あと少し!
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岩木山頂

リフトを下りたら後は徒歩で登っていきましょう。ゆっくりでも20分程度頑張れば山頂につきます!

単独峰ということもあり、頂上は360度見渡すことができる絶景です!

特に北側は日本海と津軽半島が続いているのが見え、青森らしい景観を楽しむことができます。

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山頂は360度開けています。日本海と津軽半島のベンセ湿原を臨みます。

津軽半島南部エリア【太宰治の生家、十三湖のしじみなど】

太宰治記念館「斜陽館」(だざいおさむきねんかん しゃようかん)

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太宰治記念館「斜陽館」。太宰治ファンの聖地!?

太宰治記念館「斜陽館」は、太宰治の出身地である青森県五所川原市にある太宰治ミュージアムです。

言わずと知れた文豪の太宰治にまつわる品が展示されておりファンには必見のスポットです。

入場料金は600円(大人)ですが、太宰治が過ごした証跡やゆかりの品が展示されており見ごたえのあるミュージアムとなっています。

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モダンなつくりの豪邸。太宰治の生家はかなり裕福です。
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西日があたるので真っ赤に燃えてキレイです。

十三湖のしじみ【道の駅 十三湖高原】

十三湖道の駅01
十三湖名物のしじみ汁

津軽半島の日本海に面しているところに十三湖という湖があります。

十三湖は海水と真水が混ざり合った汽水湖で、島根県の宍道湖に匹敵するしじみの産地となっています。

しじみ料理は、道の駅十三湖高原で食すことができますので、立ち寄りスポットとしてオススメです!

十三湖の夕日【十三湖水戸口突堤(じゅうさんこみとぐちとってい)】

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十三湖水戸口突堤。岩木川の治水に貢献。

津軽半島の西側は日本海ですので、海の夕日を見ることができます。

十三湖水戸口突堤は、土木遺産に認定されている価値のある場所ですが、観光としては夕日を楽しむ場所としてオススメです。

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赤く染まる日本海
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十三湖大橋のそばに駐車スペースがあります。

青森市エリア【回転寿司グルメ】

回転鮨処あすか 東大野店

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青森市にあるローカル回転寿司屋さん

一日の最後に青森市の夕飯どころのオススメは、回転鮨処あすかさん!

地方の回転寿司店で、廉価で産地直送の新鮮なお寿司を食べることができます。北海道でいうところのトリトンや函太郎に近いイメージですね。

特におすすめは大間の本マグロ尽くし!
後日、大間に本マグロを食べにいったのですが、確かに大間で食べるマグロは格別ですが、「あすか」さんのマグロでも十分なのでは。。。!?と思ったほどでした。

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大間のマグロ尽くし。廉価で本マグロを楽しめます。
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マグロのほかにも新鮮なネタをいただけます。

まとめ

本記事では、2泊3日で錦秋の季節の青森を巡る1日目として、中野もみじ山、岩木山、津軽エリアについて解説しました。

  • 川沿いの小さな箱庭。中野もみじ山の紅葉の絶景。
  • 日本百名山!岩木山へ続く津軽岩木スカイラインの魅力。
  • 北海道の回転寿司にも引けを取らない!青森市の回転寿司グルメ
そうま灯火

中野もみじ山は規模感、雰囲気共に「ちょうどいい」紅葉スポットでオススメです!

また岩木山は車とリフトで頂上に接近できる百名山ということで、観光感覚で手軽に登ることができますよ!

空港からアクセスのよいエリアですので、ぜひ周遊してみてはいかがでしょうか。

以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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