こんにちは、そうま灯火です。
北海道鹿追町には、冬季限定で現れる幻の村があります。それが、然別湖コタンです。
冬の間、完全凍結している然別湖の上にイグルーが建造されて村となります。
本記事では然別湖コタンを楽しむための見どころや、オススメの回り方のポイントを解説します。
- 然別湖コタンへへ行くためには?層雲峡など北からアクセスする場合は冬季通行止めに注意!
- 然別コタンのオススメはアイスバー(ice bar)!運転がある場合は、アルコール以外も飲めます。
- 氷上アクティビティも充実!散策だけでも非日常感を満喫できます。
北海道の中心部・十勝平野の北部にある然別湖では、冬季限定で幻の村(コタン)が建造されます。
北海道ならではの氷の世界を満喫でき、道東の主要都市である帯広からアクセスしやすいですので北海道の冬旅に検討してみてくださいね。
目次
然別湖コタンについて
基本情報
然別湖コタンは、北海道鹿追町で冬期限定で建造される村です。
村といっても「アイスバー」や「氷の教会」など、観光目的で作成されるものですので、展示会・お祭りといったイベントになっています。
1980年から実施されている40回を超えて開催されてきた歴史のあるイベントです。
冬期は長期間(2カ月以上)に渡って開催されていますので、訪問の旅程は組みやすく、いわゆる冬の旅行シーズンであればいつでも立ち寄ることが可能です。
入場無料のイベントでしたが、2022年からは協賛金徴収が行われており入場に500円/人が必要になりました。
日程 | 冬期期間:1月下旬~3月中旬 |
会場 | 然別湖湖畔温泉 |
時間 | 見学時間:9:00~20:00 |
アクセス
氷瀑まつりの海上へのアクセスは大きく分けて2つあり、「車(マイカー・レンタカー)」か「鉄道」です。
車の場合
車でアクセスする場合は、然別湖へ進み然別湖ネイチャーセンターに近い観光駐車場を利用しましょう。
北からアクセスする場合は注意が必要で、糠平湖から続く道道85号線は冬季通行止めで渡ることができません。
国道を利用して士幌町を経由しつつ鹿追町にアクセスする必要があります。
鉄道の場合
JR帯広駅あるいはJR新得駅から路線バスが運行しています。
本数が少ないため、バス会社の公式WEBページで時刻表をチェックするようにしましょう。
然別湖コタンのマストスポット、アイスバーへ
アイスバー(IceBar)
然別湖コタンの敷地内に入って最初に現れるイグルーはアイスバーとアイスホールです。
アイスバーは然別湖コタンの象徴的なイグルーで、氷の世界の中でバーを運営しています。
隣接するアイスホールと併せると、イグルーの中でも最大の規模で最も見ごたえがあります。
アイスバーのカウンターには色とりどりのお酒が並べられており、グラスも氷で作られています。
まさに氷尽くしのバーですね!
私は運転がありましたのでお酒は飲めませんでしたが、ホットドリンクも提供しているため、バーの座席で温まることが可能です。
朝一番で訪問したせいか、店内は空いておりのんびりできました。
コロナ禍の2023年現在では、人が多くなると入場制限をかけることもあるようです。
アイスホール
アイスホールはアイスバーと併設されています。
中には氷でできたステージや氷でできた客席があり、氷尽くしのホールです。
ホールにはキッズテラスやシアターなど展示品がありますので、イベントのタイミングが合わない場合でも楽しく散策できます。
然別湖コタンのその他の施設
然別湖湖上の景観
アイスバー、アイスホールから出たら、然別湖の湖上を進みます。
湖上ではスノーモービルやスノーラフティングなどのアクティビティを実施していますが、見るもの全てが新鮮でしたので湖上を散策するだけでも十分楽しめました。
アイスチャペル
イグルーのうち、もっとも奥にあるのがアイスチャペルです。
中には氷の結晶を中心にアイスキャンドルが置かれており、夜になるとライトアップします。
私は半日の滞在のため見学できませんでしたが、夜はコタンがライトアップされて幻想的な景観になるとのこと。
再訪の際には、夜まで見てみたいですね!
アイスロッジ
アイスロッジはドアがついているイグルーで、中には氷のベッドがセットされています。
こんな寒い中寝れるのか?と思いましたが、イグルーは防寒シェルターのような役割ですので機能するのでしょうね。。。さすが試される大地、北海道です!
アイスロッジは宿泊体験も行っていますので、興味のある方は宿泊してみましょう!!
氷上露天風呂・氷上足湯
コタンのユニークな施設として氷上露天風呂・氷上足湯があります。
1度に10名ほど入れる大きな浴槽があり、そこから一面の白い世界を温泉につかりながら見ることができます。
ただし、この露天風呂、外から丸見えです!公式WEBページによると水着などを着用して入浴するみたいですね。
周辺観光のオススメ
周辺観光のモデルコースはコチラから
タウシュベツ川橋梁(糠平湖)【上士幌町】
糠平湖にかかるタウシュベツ川橋梁は、冬場であれば歩いて近づくことができます。
然別湖コタンからは1時間程度要するため、十勝平野から層雲峡方面へ向かうルートの場合、立ち寄り地としておススメです。
十勝牧場 駒場白樺並木【音更町】
駒場白樺並木は、鹿追町と帯広市の間にある音更町の美しい白樺並木道です。
雪の道路にどこまでも続く白樺の木が、十勝平野の懐の広さを感じさせてくれます。
特にお店などあるわけではないですが、景観を見ながらドライブしたり、散歩するだけでも十分に楽しめるスポットです。
まとめ
本記事では、然別湖コタンの見どころや歩き方を解説しました。
- 然別湖コタンへへ行くためには?層雲峡など北からアクセスする場合は冬季通行止めに注意!
- 然別コタンのオススメはアイスバー(ice bar)!運転がある場合は、アルコール以外も飲めます。
- 氷上アクティビティも充実!散策だけでも非日常感を満喫できます。
然別湖コタンは、冬期の比較的長期間開催されているイベントです。
また、道東の中心である帯広からアクセスも良いため、ぜひ幻の村に訪問してみてはいかがでしょうか。
その季節、その土地ならではの体験ができることをお約束します!
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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