こんにちは、そうま灯火です。
横手の雪まつり「かまくら」は、秋田県横手市で開催されているお祭りです。かまくらに実際に入ることができたり、ろうそくの火で幻想的にライトアップされたミニかまくらなど、見どころがたくさんあります。
本記事では横手の雪まつり「かまくら」を楽しむための見どころや、オススメの回り方のポイントを解説します。
横手の雪まつり「かまくら」の歩き方
- マイカーアクセスの場合は駐車場から無料シャトルバスを利用しよう。横手駅からは徒歩で会場まで行けます。
- マストスポット3選は「南小校庭」「横手公園」「蛇の崎川原」、大小バラエティ豊富なかまくらを鑑賞しよう。
- 実際にかまくらに入り、お餅や甘酒のふるまいを受けて水神様にお祈りしよう。
秋田県横手市で開催されている雪まつり「かまくら」は、古き日本の文化に触れることができるユニークなお祭りです。
アクセスは?駐車事情は?マストスポットは?そんな疑問に対する、イベントの歩き方を解説します。
目次
横手の雪まつり「かまくら」について
横手の雪まつり「かまくら」について基本情報とアクセスについて解説します。
基本情報
横手の雪まつり「かまくら」は、秋田県横手市で開催される冬のお祭りです。
「かまくら」は水神様をまつる小正月行事で、約450年の歴史があるといわれています。
「かまくら」は見るものでなく、水神様にお賽銭を上げてお祈りをする神事です。
日付に意味がある神事であることから、日程は毎年2月15日と16日で固定です。休日に実施される年ばかりではないため、イベント参加については注意が必要です。
日程 | 毎年2月15日・2月16日 |
会場 | 横手市役所本庁舎前・横手公園・二葉町通り・羽黒町通りその他市内一円 |
時間 | 18:00~21:00 |
アクセス
雪まつり「かまくら」へのアクセスは大きく分けて2つあり、「車(マイカー・レンタカー)」か「鉄道」です。
車の場合
かまくらが設営されている町の中心エリアは交通規制を実施しているため、少し離れた駐車場に停める必要があります。
お祭りの期間中は横手体育館が無料の大型駐車場として開放されますので、そこに停めて無料のシャトルバスを利用しましょう。
鉄道の場合
最寄り駅はJR横手駅で、徒歩10分程度でメイン会場であるかまくら館にアクセスすることが可能です。
横手駅は
- 秋田新幹線で大曲駅から奥羽本線に乗り換えるか
- 東北新幹線の北上駅から北上線で乗り換えるか
でアクセスできます。
コストがかかりますが時間がかからないのは①、時間がかかるがコストが抑えられるのは②です。
個人的にはレンタカーを使って空港や主要駅から車でアクセスすることがオススメです。
雪道は気を付ける必要がありますが、その他の観光もしやすいですし、旅の計画がし易いです。
横手の雪まつり「かまくら」の歩き方
横手のゆきまつり「かまくら」は、横手駅周辺の広範囲で開催されています。
そのため、ある程度「どこでどんなイベントが実施されているか」を抑えて回ると効率的に動くことができます。
歩き方の一例を解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
シャトルバスを利用してかまくら館前へ
車の場合は駐車場からシャトルバスを利用して、鉄道利用の場合はJR横手駅から徒歩で、まずは横手市ふれあいセンター かまくら館に向かいましょう。
この辺り一帯がお祭りのメイン会場となっており、沿道には屋台が並んでいます。
雪まつりは18時からと夕方の時間帯に始まります。お祭りではたくさん歩きますので屋台の秋田名物で腹ごしらえをしておきましょう!
かまくら館から東方面へ進み横手公園方面に反時計回りに回るコースが私のオススメです。
優しく照らされた雪灯りの街道を進みましょう。
横手南小学校校庭
かまくら館から5分程度東に進むと、横手南小学校の校庭に到着します。
校庭にはたくさんのミニかまくらが展示されており、ひとつひとつが子供たちの手作りであり願いが込められています。
校庭は広く、静かですのでかまくらの静かな雰囲気を存分に味わうことができます。
横手公園
横手南小学校から横手川沿いに5分ほど歩くと、横手公園に到着します。
横手公園では横手場付近を中心に、かまくらや雪の回廊が制作されています。
ライトアップされた横手場とかまくらの景色は、横手のかまくらならではの景観ですね!
個人的には横手かまくら祭りの中でも、横手公園と横手城はマストスポットです。
お城とかまくらの景観が実に見事でした。
横手城・横手公園展望台
横手公園に来たら横手城(横手公園展望台)を訪ねましょう。。
横手城は博物館になっており、天守からは横手の町を展望することができます。
特に、眼下のかまくらの様子や遠くに見える横手の町並みやミニかまくらの灯火など、ここでしかない景色を楽しめますよ!
蛇の崎川原(じゃのさきかわら)
横手公園からかまくら館に戻るときには蛇の崎川原を経由して帰りましょう。
ぱっと見は横手南小学校校庭と同様ですが、こちらの方がひとつひとつのかまくらがしっかり作られています(横手南小学校校庭の方は小学生による作成だからでしょうか?)
また橋の上から眺めることができますので、たくさんのろうそくの灯りがより美しく感じます。
川原に降りて間近で見ることもできますので是非立ち寄って、いっぱいの優しい灯りに囲まれてみましょう。
かまくら体験
せっかくお祭り参加したのでかまくらにおよばれしていきましょう。
かまくらの中を確認してみて、空きがあれば声掛けするとおもてなししてもらえます。
混雑している場合は、なかなか空きがでないので、待ったり空きを探して巡回する必要があります。
おもてなししてくれる子供たちだけではなく、同じくおもてなしされている観光客と鉢を囲ってとりとめのない話をしました。
「袖振り合うも他生の縁」ではないですが、その場限りではありますが楽しい時間を過ごせたのは面白い経験でした。
周辺観光やモデルコースについて
横手のかまくらは夕方から開始ですので、それまでは周辺観光をすることができます。
おすすめである「田沢湖」や「男鹿半島」の周辺のエリアについて解説します。
乳頭温泉郷や田沢湖周辺
田沢湖周辺へは横手市から1時間程度です。
冬の田沢湖周辺は豪雪地帯ですので、静かな雪景色を堪能することができます。
特に、秘湯・乳頭温泉郷の鶴の湯温泉の露天風呂は冬でしか味わえない情緒がありおススメです!
森吉山の阿仁樹氷と男鹿半島・八郎潟
横手市から1時間30分ほど移動する必要はありますが、秋田県には日本三大樹氷・森吉山があります。
横手のかまくらと同じ季節でしか体験できない景観ですので、一緒に計画して周遊することもおすすめです。
まとめ
本記事では、横手の雪まつり「かまくら」の見どころや歩き方を解説しました。
横手の雪まつり「かまくら」の歩き方
- マイカーアクセスの場合は駐車場から無料シャトルバスを利用しよう。横手駅からは徒歩で会場まで行けます。
- マストスポット3選は「南小校庭」「横手公園」「蛇の崎川原」、大小バラエティ豊富なかまくらを鑑賞しよう。
- 実際にかまくらに入り、お餅や甘酒のふるまいを受けて水神様にお祈りしよう。
横手の雪まつりは日付固定されていますので、休日限定の場合は参加できる年が限られます。
縁があるときにはチェックをしておき、ぜひ参加してみましょう。
冬の日本の原風景を感じることができますよ!
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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