こんにちは、そうま灯火です。
秋田県のユニークな格好スポットである「日本三大樹氷:森吉山」や「日本一低い山:大潟富士」は、一日で周遊できる位置関係にあります。
今回は、冬の秋田県を1泊2日で周遊・満喫するモデルコースの2日目として、山間部から男鹿半島に抜けるコースを解説します。
- 日本三大樹氷の一つ、森吉山・阿仁樹氷へ!防寒装備は忘れずに。
- 日本一低い山!?八郎潟の大潟富士は標高0mの山です。
- なまはげやゴジラに会いに行こう!男鹿半島の魅力的エリアを紹介。
冬に樹氷を観測できるスポットは規模があるものは日本に三カ所しかなく、その一つが秋田県の森吉山です。
同じ秋田県で、山から海沿いへ進むと八郎潟や男鹿半島など独特な地形を楽しむことができます。
冬の秋田県を1泊2日で周遊する2日目のコースについて解説していきます。
目次
アクセス【秋田県森吉山~男鹿半島】
今回の旅マップ(2日目)で、出発は前日の宿泊地である横手市~田沢湖エリアからです。
道中の移動は、公共交通機関は充実しないためレンタカーがおすすめです。
レンタカーを借りる場合は、冬季は必ずスタッドレスタイヤを装備をするようにしましょう。
冬の秋田県1泊2日モデルコースはこちらをチェック
森吉山エリア~日本三大樹氷・阿仁樹氷~
森吉山で冬期に発生する阿仁樹氷は日本三大樹氷に数えられるスポットです。
同規模の樹氷群を見られるのは、日本では他には「青森県・八甲田山」「山形県・蔵王」の2カ所しかありません。
世界的にも珍しくレアな自然美ですので、冬期に秋田県を訪問した際には、ぜひ訪れてみてください!
阿仁ゴンドラ
森吉山の樹氷に行くためには森吉山の阿仁スキー場のゴンドラに乗る必要があります。
阿仁スキー場は、もちろんスキーも楽しめますがゴンドラだけでも利用することが可能です。
利用料金は片道1,400円・往復2,000円(2022年現在)です。
スキー利用で降りてくる予定がなければ往復で購入しましょう。
森吉山・阿仁樹氷
阿仁ゴンドラ山頂駅についたら事務所にて樹氷を見に来た旨を伝えましょう。担当者が樹氷についてパネルで簡単に説明をしてくれます。
阿仁樹氷は日本三大樹氷の一つで、阿仁樹氷は「アオモリトドマツ」に氷と雪が付着して育ったものです。
装備を整えたら約20分程度の樹氷巡りへ。案内の方が先導してくれるため大変安心です。
大きな樹氷群は迫力があり、自然が作る景観に圧倒されました!
残念ながら天気がいまいちで見晴らしがよくなかったのですが、樹氷を間近に感じる貴重な経験を味わえます。
道の駅 かみこあに
森吉山の樹氷を楽しんだら、沿岸部へ進んでいきます。
その道中の上小阿仁村にある道の駅かみこあには立ち寄りスポットに最適です。
物産や新鮮な野菜のほかに食事処もあります。
秋田県の名物である「比内地鶏」の親子丼をいただきました。
沿岸エリア~八郎潟・男鹿半島~
秋田県沿岸エリアは、八郎潟や男鹿半島といったユニークな観光スポットが点在しています。
近い距離にありますので周遊しやすいのも特徴です。
八郎潟(はちろうがた)・大潟村(おおがたむら)
かつては琵琶湖に次ぐ日本で2番目の大きさを誇っていた湖の八郎潟は、大規模な干拓により現在は大潟村となっています。
干拓地だけあって、自然に形成された山や川がない平坦な陸地となっているのがユニークなポイントです。
日本一低い山・大潟富士(おおがたふじ)
八郎潟には日本一低い山である大潟富士があります。
なんとその標高は海抜0m!!干拓地のため地盤が海より低いところにあり、海抜0mになるように盛り土をしているわけですね。
高さはわずか3.776mですので、階段を上るだけで登頂できます。
海抜3,776mの日本一高い山である富士山にちなんで作られた日本一低い山に是非登頂してみましょう!
〇〇富士を冠する美しい山をチェックする
八丈富士(東京都)
津軽富士(青森県)
男鹿駅(おがえき)【終着駅】
JR男鹿線の終着駅である男鹿駅です。
駅舎には男鹿半島の伝統であるなまはげの銅像があり、列車にはなまはげのイラストも描かれています。
冬の男鹿駅は北国の駅らしく雪景色でした。線路にたたずむクリーム色と緑色と雪の白のコントラストがなんとも情緒がありますね。
鵜ノ崎海岸(鬼の洗濯板・小豆岩)
男鹿半島の南側にある鵜ノ崎海岸からは独特の景観を見ることができます。
特に、平行線上に広がっている岩の地形は鬼の洗濯板と呼ばれ、丸い岩は小豆岩と呼ばれています。
宮崎県にも鬼の洗濯板の名の観光地がありますが、男鹿半島の方が荒々しいイメージを持ちました。
ゴジラ岩
男鹿半島の南部に、ゴジラ岩というユニークな形の岩があります。
潮瀬崎とよばれる岩礁地帯にゴジラ岩はあり、撮影スポットからうまく収めると口を開けて海に吠えているかのような自然造形を見ることができます。
石川県の能登半島にもゴジラ岩がありますが、男鹿半島のゴジラ岩のほうがゴジラに見えます!
潮瀬崎はゴジラ岩だけでなく灯台もあり、そこから日本海を展望することができます。
観光用ではないので中に入れたり登れたりはしませんが、景観のよいスポットですので立ち寄ってみましょう。
秋田温泉プラザ(立ち寄り湯)・ポートタワーセリオン
観光の終わりには、日帰り入浴でリラックスすることが私の旅の定番です。
秋田温泉プラザは宿泊施設ですが、日帰り入浴もできますので立ち寄り湯に最適です。
露天風呂ありで広いお風呂にも関わらず、休日でも700円以内で入浴可能です。
ちなみに秋田市に海岸沿いをドライブしていると、秋田のランドマークタワーであるセリオンタワーが目印になります。
夜はライトアップが美しいスポットですので是非立ち寄ってみてください。
まとめ
本記事では、冬の秋田県を1泊2日で巡るモデルコースの2日目として森吉山の日本三大樹氷の一つ阿仁樹氷と海岸沿いの男鹿半島周辺について解説しました。
- 日本三大樹氷の一つ、森吉山・阿仁樹氷へ!防寒装備は忘れずに。
- 日本一低い山!?八郎潟の大潟富士は標高0mの山です。
- なまはげやゴジラに会いに行こう!男鹿半島の魅力的エリアを紹介。
日本に三カ所しかない樹氷の観測スポットがある森吉山。
あいにくの天気で展望はありませんでしたが、自然が作り出すスノーモンスターの迫力を体験することができました。
また、「日本一低い山」というユニークなスポットもあり、一見地味なコースでも様々な魅力のあるエリアですので、冬に周遊してみるのはいかがでしょうか。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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