こんにちは、そうま灯火です。
ズワイガニは水揚げされる場所により、松葉ガニ(山陰)、加能ガニ(石川)、越前ガニ(福井)と名前が変わります。
中でも、兵庫県香美町で水揚げされる紅ズワイガニは香住ガニと呼ばれブランド化されています。
今回は、ズワイガニの中でも絶品の香住ガニを食すことができる三七十館(みなとかん)について解説します。
香住ガニを食すなら三七十館がオススメな理由3選
- 宿泊をすると予算が足りない。。。デイユース利用で、個室で気兼ねなく絶品香住ガニを楽しめます!
- 大切な人にお土産を買って帰りたいが目利きの自身がない。。。食べきれずに余った1杯はお土産にできます!
- 刺身、焼きガニ、カニすき、雑炊、全部楽しみたい。。。三七十館のコースは全て堪能できます!
冬になるとカニが恋しくなる季節となりますね。
カニはタラバガニ、毛ガニ、ワタリガニと様々ありますが、私はズワイガニが特に好きです。
美味しいズワイガニを求めて、兵庫県香美町で水揚げされる香住ガニに出会いました!
思わず何度もリピートしてしまう三七十館さんの香住ガニを是非ご堪能ください。
目次
三七十館(みなとかん)の予約方法
じゃらんではデイユースで予約可能!
三七十館は、正式には「香住日本夕陽百選の温泉宿 三七十館」という名前だけあって、キレイな夕日が見える抜群の立地をしています。
よって宿泊をしてゆっくりと過ごす。。。というのも、もちろんオススメなのですが、今回はデイユースの魅力を解説します。
- 人気宿につき宿泊は予約が取れない
- 観光や温泉も楽しみたいので宿泊拠点は別のところにしたい(香美町は風光明媚なところですが、田舎です。。。)
人気宿につき宿泊は予約が取れない
根本的な問題として、三七十館は人気の宿ですのでカニのシーズンは休日の予約が困難なことがあります。
じゃらんでは「じゃらんアワード売れた宿大賞★9年連続1位★」に輝く人気宿です。
観光地としては物足りない
香美町は香住ガニや夕陽など見どころはありますが、観光地としては多い方ではありません。
周りには車移動30分以内に、城崎温泉や湯村温泉など、より観光地化された宿泊候補があります。
観光もある程度することを前提とするのであれば、香美町よりも利便性の高い宿泊地が周りにあることは認識すべきポイントです。
デイユースプランの予約方法
じゃらんの予約サイトより三七十館のページに遷移します。
宿情報のページに「日帰り・デイユース」のタブがありますので、そこを選択するとデイユースのプランを確認することができます。
以下のリンクから簡単にアクセスすることもできます。
香住ガニとズワイガニの違い
三七十館で味わうことができる「香住ガニ」とは、香住港で水揚げされる紅ズワイガニのことです。
山陰地方で水揚げされる松葉ガニはズワイガニのことですので、香住ガニと松葉ガニは微妙に異なるんですね。
もちろん、プランによっては松葉ガニも選択できますので、ここは好み次第で選択しましょう!
デイユースプラン実体験レポート
香住ガニ2.0匹のプランを予約
ここからは、実際に予約をして香住ガニを体験した内容を解説します。
三七十館のデイユースプランは季節により様々なのですが、私はせっかくなのでお腹いっぱい楽しめるように「香住ガニ2.0匹のフルコースプラン」を選択しました!
費用としては、その年の蟹の取れ具合で前後しますが、20,000~25,000円/人の範囲が例年の相場です。
それなりに高価ですが、せっかくなのでフルで楽しみたいので、ここは出し惜しみせずに行きます!
カニを2匹というのは相当多いので、食べきれるか心配かも、と思うかもしれませんが、
三七十館は「ボイル蟹は持ち帰りが可能」(要専用容器購入)ですので、食べれなかったらお土産にできます。
もしもその場で食べきれるようでしたら食べきってしまえば良いだけですので、満足する量の検討が付かない!というときに便利です。
兵庫県香美町香住に到着!
デイユースは11時~14時までの間で予約します(11時に到着したら最大で3時間部屋の使用可能)。
ホテルのチェックインの時間とは重複していないため、混雑していることはありませんでした。
ホテルのロビーには著名人のサインが飾っており期待が高まります!
部屋は完全個室!子連れ家族でも安心
デイユースプランは、宿泊客のチェックアウト~チェックインの時間を利用していますので、食事を食べるのは客室となります。
完全な個室ですので子連れ家族でも安心ですね!
客室に案内されると、食前酒(ノンアルコールに変更可)、お鍋のセットや野菜などがテキパキと運び込まれてきます。
後はお腹を空かせてカニの到着を待つばかり!
香住ガニの実食レポート
ボイル蟹と蟹刺し
最初にボイル蟹と蟹刺しが運ばれてきました。
ボイル蟹については、「食べれるようであればこの場で食べてもよいですし、お腹いっぱいでしたらお持ち帰りもできます」と説明をしてくれました。
結論としては、とうてい食べきれる量ではないので、十中八九持ち帰りになると思われます!
持ち帰りをする場合は、発泡スチロールの容器に氷と一緒に詰めてもらうので数百円の容器代が必要です。
近場の市場でお土産は買って帰りたいと思っていましたので、宿が目利きしてくれた蟹を持ち帰りできるとなると割安だと思います。
蟹刺しは、そのまま生で食べることができます。
生が苦手な場合は蟹すき鍋に入れることもできますので、好みに合わせていただきましょう。
蟹すき鍋
続いて、メインの蟹すき鍋用の身が運ばれてきました。もちろん、食べやすいように切ってくれています。
香住ガニです、とっても美しいですね!見た目からしてテンションあがります!
しゃぶしゃぶ気味に軽く茹でると身がトロッとしてとっても美味!
爪や体の部位は、よく煮ると風味が際立ちこちらも美味!
蟹とは!こういう食べ物だったのか!と衝撃を受けました。冷凍特売3,000円で購入しているものとはレベルが違います!
少し時間が経つと焼き蟹用の炭と網がきますので、焼き蟹もたくさん楽しみたい場合は良い部位を全部食べ切らないようにしましょう!
余すことなく蟹身を楽しむために専用のハサミもあります。
ハサミと蟹をほじるパーツが一体化しているもので、便利な道具でした。
焼き蟹と甲羅焼
蟹すき鍋を開始してしばらくしたら、焼き蟹と甲羅焼きをするための炭と網を持ってきてくれました。
焼き蟹は初めに爪と足を何本か置いていってくれますが、あとはお好みで蟹すき鍋か焼き蟹かを選べます。
焼き加減も自分で調節できるので、レアや良く焼きなど、自分が一番おいしく食べれるポイントを自由に楽しめます!
甲羅焼の蟹みそは絶品で、焼き蟹を付けて食べると、なお良しでオススメの食べ方です。
〆の雑炊とデザート
最後には〆の雑炊があるので蟹身と蟹みそを残しておくことをオススメします。
蟹すき鍋で蟹の出汁がメチャクチャ出ていて、そのままでも十分おいしいですが、個人的には蟹の身と蟹みそのトッピングで楽しむ雑炊が絶品でした!
最後のデザートはサッと食べれるシャーベットで、御口直しをして食事終了です!
予想通りボイル蟹は食べきれずに持ち帰りです!何回かリピートしていますが持ち帰りせずに食べきれたことはありません!
それくらいの量はあり、大満足の分量です。
香美町のお土産と周辺観光スポット
遊魚館(ゆうぎょかん)
三七十館で2.0匹コースを選択すると、量が多いので、高確率でボイル蟹は持ち帰りになりますが、お土産は別に選びたい!という場合は遊魚館など、直売店を利用しましょう。
直売店なだけあって、お値打ち品から贈答品の高価なものまで幅広く取り揃えています。
岡見公園(おかみこうえん)
香住地区から日本海を一望できるスポットとして岡見公園があります。
小さな広場のようなところですが、崖の地形や日本海の展望が魅力的な場所です。
公園には、意外と大きな石灯籠が設置されています。
しおかぜ香苑(しおかぜこうえん)
しおかぜ香苑は、夏場は海水浴場としても使用される香住地区の地元民の憩いの場です。
海沿いをのんびり散歩できますので、食事の後の軽い運動をするにはもってこいのスポットです。
余部鉄橋「空の駅」・余部橋梁
香美町の香住地区から西に2駅移動すると余部地区につきます。
ここには余部鉄橋「空の駅」があり、かつて存在した余部鉄橋について見ることができます。
過去の余部橋梁は、その鮮やかな朱色から人気があったのですが2010年まで使用されて、現在はコンクリート製のものに変更となりました。
現在は、跡地にメモリアルパークとして公開しており、エレベーターでホームまで行くことができます。
余部橋梁といえば、橋と電車と日本海を一度に見れる景観が魅力的です。
空の駅から撮影スポットまでは歩いてすぐですので、時間の都合がつけば、時刻表を確認して電車の写真を収めてみてはいかがでしょうか!?
赤い橋では無くなってしまいましたが絵になる点については変わっていませんよ!
まとめ
今回は、兵庫県香美町で水揚げされる紅ズワイガニである香住ガニを楽しむことができる三七十館について解説しました。
まとめとしては以下のとおりです。
香住ガニを食すなら三七十館がオススメな理由3選
- 宿泊をすると予算が足りない。。。デイユース利用で、個室で気兼ねなく絶品香住ガニを楽しめます!
- 大切な人にお土産を買って帰りたいが目利きの自身がない。。。食べきれずに余った1杯はお土産にできます!
- 刺身、焼きガニ、カニすき、雑炊、全部楽しみたい。。。三七十館のコースは全て堪能できます!
冬になると蟹のシーズン到来ですね!
山陰で水揚げされる松葉ガニや香住ガニは、個人的にズワイガニの中でも随一の美味しさと思っています。
冬の味覚である蟹を最大限楽しむことができるプランとして訪問してみてはいかがでしょうか。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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