こんにちは、そうま灯火です。
愛知県豊田市にある香嵐渓は、東海エリアでも1, 2を争う人気のある紅葉スポットです。そのため、見ごろのシーズンは混雑・渋滞するため前泊して朝早く訪問することがおすすめです。
今回は1泊2日で愛知県の紅葉狩りスポットを巡るモデルコースの2日目として、香嵐渓と小原四季桜について解説します。
- 東海エリア随一の紅葉スポット香嵐渓へ。混雑・渋滞必須のため早朝の訪問がおすすめ!
- 秋に咲く桜「四季桜」の名所小原は、香嵐渓と周遊できる好アクセス。ぜひ一緒に巡りましょう。
- 周辺観光は岐阜県恵那市の明智へ。大正ロマンのある街並みを楽しもう。
東海エリアでも特に人気のある紅葉スポットである香嵐渓は、見ごろのシーズンは渋滞・混雑が発生するため朝早くの訪問がおすすめ!
香嵐渓だけでなく、小原の四季桜と合わせて訪問するとさらに紅葉巡りが充実します。
紅葉巡りだけでなく、周辺観光も組み合わせつつ周遊するルートを解説していきます!
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目次
アクセス【愛知県豊田市~岐阜県恵那市】
今回の旅マップ(2日目)で、愛知県豊田市から岐阜県恵那市周辺を周遊するモデルコースです。
香嵐渓は人気紅葉スポットです。お昼ごろの訪問ではまず、渋滞・混雑は免れません。
名古屋市、豊田市など、前泊して朝早く訪問することをおすすめします。
名古屋市発着のバスツアーで、香嵐渓と小原四季桜を巡るツアーもありますので運転が苦手な方はバスツアーの利用を検討してみてください。
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私の場合、関東からレンタカーでアクセスして、岐阜県恵那市からは中央高速道路で帰路につきました。
首都圏からアクセスする場合は4時間程度要するため、日帰りではなく1泊としたほうが旅程に余裕があります。
香嵐渓の駐車場・歩き方
香嵐渓は人気スポットですので、早朝に訪問して駐車場をしっかり抑えるようにしましょう。
駐車さえうまくいけば、後はのんびりと散策することができます。
香嵐渓の必見スポットは以下の通りで、晴れている日は順に巡ることをおすすめします。なぜなら、美しく朝日に照らされた美しい紅葉を見ることができるからです。
- 駐車場(宮町駐車場or臨時駐車場)
- つり橋(香嵐橋)
- 川見えん堤付近
- 香積寺(こうじゃくじ)
- 飯盛山
- 待月橋(たいげつきょう)・巴橋(ともえばし)
駐車場は混雑必至!紅葉シーズンは臨時駐車場あり
駐車場のオススメは徒歩ですぐの宮町駐車場ですが、紅葉シーズンの土日は朝7時には満車になることもあるほどです。
紅葉シーズンには臨時駐車場が徒歩20分圏内で設定されるので、宮町駐車場は諦めて最初からそちらに行くという判断でも良いと思います。
私が訪問した時は、休日の8時30分ごろだったのですが、すでに宮町駐車場は満車でしたので臨時駐車場に停めてもみじ会場まで歩きました。
つり橋(香嵐橋)
香嵐渓に朝に到着した場合は、まずつり橋(香嵐橋)に向かうことがおすすめです。
つり橋から回る理由としては、朝日が当たる方向にあるからです。香嵐渓の紅葉は、陽の光を浴びるとさらに美しくなります。
つり橋付近は川辺でのんびりする人たちや、橋の上から写真を撮っている人たちでにぎわっています。
橋の上からは流れる川(巴川)と香嵐渓の対比を楽しむことができます。
川見えん堤付近
巴川えん堤付近では、川辺でのんびりしている人がたくさんいます。
休憩スポットでもありますが、絶好の写真撮影スポットでもありますので是非立ち寄ってみてください。
撮るべき構図は川に映る紅葉!
巴川には美しく対岸の香嵐渓の紅葉が反射しています。流れが緩やかなところを見つけて、赤く燃える川を撮影してみてください。
香積寺(こうじゃくじ)
香嵐渓には香積寺(こうじゃくじ)という寺院があります。
規模は大きくありませんが、たくさんの紅葉に囲まれている寺院は実に趣があり、必須スポットのひとつです。
特筆すべき景観は寺院そのものではなく参拝の帰り道で、寺院入り口付近の燃えるような紅葉は香嵐渓の代表的な景観のひとつです。
階段を覆うように咲き誇る紅葉は幻想的で、晴れている時には陽光で真っ赤に染まります。
入り口にある灯篭とあわさった趣のある景観は、今でも目に焼き付いています。
飯盛山(いいもりやま)
香嵐渓には飯盛山への遊歩道が整備されています。
香積寺から遊歩道に入ることができ、標高254mまで散策路が続きます。
道中の紅葉の景観が素晴らしく、山頂広場は展望はありませんがたくさんの紅葉に囲まれています。
山道はさまざまな紅葉を楽しむことができます。
逆光でシルエットになっている姿や絵の具をばらまいたようにさまざまな色に彩られた自然の景観は素晴らしいのひとこと!
歩きやすい靴で訪問して、ぜひとも飯盛山への散策をすることをおすすめします。
待月橋(たいげつきょう)・巴橋(ともえばし)
駐車場に戻る前には待月橋(たいげつきょう)と巴橋(ともえばし)に立ち寄りましょう。
特に、待月橋は香嵐渓の代表的な景観で、橋と渓谷の景観美を楽しむことができます。つり橋とはまた違う魅力があり、どちらもそれぞれ素晴らしいです。
巴橋は国道にかかるコンクリートの橋です。橋の上からは待月橋を臨めます。
お昼ごろには待月橋はたくさんの人で賑わっていました。
小原の四季桜の回り方
香嵐渓を観光した際には、小原四季桜にも訪問することがおすすめです!
四季桜という紅葉の見ごろとほぼ同時期に花を咲かせる桜の名所で、距離的にも車で30分と近い場所に位置しています。
名古屋発の香嵐渓と小原四季桜を周遊するバスツアーもあり人気のコースとなっています。
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小原四季桜の名所はひとつではなく、シャトルバスや車を使って移動しながら巡るとより楽しむことができます。
以下のようにルートを定めて回るようにしましょう。特に赤字の場所は四季桜が美しくおすすめです!
- 小原ふれあい公園
- 泥打観音(どろぶちかんのん)
- 西運寺の周辺
- 市場城址
- 川見四季桜の里
- 柿ケ入り遊歩道
小原ふれあい公園
小原ふれあい公園は、おばら四季桜まつり(11月中旬~11月下旬)のメイン会場です。
イベントや飲食やお土産の販売があるため最初に立ち寄っておきましょう。もちろん、四季桜と紅葉の観賞も楽しめます。
他の四季桜スポットへのシャトルバスの発着場にもなっていますので、車以外の方法でアクセスした場合は訪問必須です。
泥打観音(どろぶちかんのん)
泥ぶち観音は小原ふれあい公園からほど近くにあり、一風変わった伝説を持っています。
なんでも、泥の中で発見された観音様で、きれいにすると祟りが起きるため常に泥にまみれており、むしろ泥を投げつけると願いが叶うといわれています。
そのためいつも泥に覆われています…
四季桜のスポットではありませんが、珍しい場所ですので立ち寄ってみてください。
西運寺の周辺
西運寺の見どころは、寺社そのものもさることながら、その道中・周辺の紅葉と四季桜です。
四季桜と紅葉のトンネルが両サイドに咲く道は、車道ではありますが歩いていて気持ちが良い道です。
西運寺の境内からは、密集して咲く四季桜と紅葉を臨むことができます。
それほど観光地化されていないため、ひと気もなく穴場的な魅力がある場所です。
市場城址
市場城址は、小高い丘の上にあり景色を楽しむことができます。
天守や建物は残っていないため、正直お城としては物足りないですが、美しい展望と紅葉や四季桜がキレイで散策にはぴったりのスポットです。
特に石垣の上の紅葉の木と四季桜は一見の価値ありです!
川見四季桜の里(せんみしきざくらのさと)
川見四季桜の里は、小原エリアから車で5分程度離れた場所にある四季桜の名所です。
特筆すべき点は四季桜の本数!小原エリアを含めても最も四季桜の多いスポットのひとつです。
山の斜面に面した場所で、遊歩道を歩いて四季桜と紅葉を観賞することができます。
遊歩道は若干の昇降がありますので、歩きやすい靴で訪問するようにしましょう。
柿ヶ入り遊歩道
柿ヶ入り遊歩道は、川見四季桜の里の近くにある遊歩道です。
川見四季桜の里から四季桜の斜面とは逆方向に進むと徒歩5分ほどで到着します。
見どころは水路の両脇に並ぶ紅葉と四季桜の景色。
川見四季桜の里を訪問した際には、忘れずに立ち寄っていきましょう。
周辺観光【岐阜県恵那市明智エリア】
愛知県豊田市の小原エリアは岐阜県との県境です。
隣接する岐阜県恵那市の明智エリアは、ユニークな観光スポットがあっておすすめです。
特に、関東に戻る場合は、中央高速道路から帰京する場合、帰路で立ち寄ることができます。
日本大正村
日本大正村は、名称はテーマパークのようですが、大正ロマンの漂う街並みを保存している地区一帯のことを指し、入場は無料です。
日本大正村には大正ロマン館など有料施設が点在しており、大正時代の展示を観賞することができます。
また、実際に営業している銀行も当時の様相であり、大正ロマンの町並みに溶け込んでおりユニークです。
明智駅【終着駅】
明智駅は、明知鉄道明知線(恵那~明智)の終着駅です。
明知鉄道の有人駅は、終着の恵那駅と明智駅のみで夜でも駅舎の灯りがありました。
花白温泉
花白温泉は、明知鉄道花白温泉駅の近くにあります。
車の場合は、明智駅から10分ほどでアクセスできるため、観光の最後の立ち寄り湯におすすめです。
食事処も営業しており、温泉と食事を一緒に楽しむことができます。
まとめ
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本記事では、1泊2日で愛知県の紅葉狩りスポットを巡るモデルコースの2日目として、香嵐渓と小原四季桜について解説しました。
- 東海エリア随一の紅葉スポット香嵐渓へ。混雑・渋滞必須のため早朝の訪問がおすすめ!
- 秋に咲く桜「四季桜」の名所小原は、香嵐渓と周遊できる好アクセス。ぜひ一緒に巡りましょう。
- 周辺観光は岐阜県恵那市の明智へ。大正ロマンのある街並みを楽しもう。
香嵐渓の紅葉は個人的にはかなり上位でお気に入りスポット!
しかも小原の四季桜と距離も近く、一緒に周遊できるところもおすすめポイントのひとつ。
ぜひぜひ、紅葉の季節には香嵐渓と小原四季桜(と明智エリア)を周遊してみてくださいね。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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