こんにちは、そうま灯火です。
和歌山県の白浜町といえば、関西屈指の白砂ビーチである白良浜が有名です。そこから南下すれば本州最南端の地である串本町があり、様々な景勝地を楽しむことができます。
今回は、世界遺産の紀伊山地を2泊3日で観光するモデルコースの2日目の前半として南紀白浜から本州最南端の地である串本にかけて立ち寄るべき観光スポットを解説します。
- 南紀白浜は白良浜だけでなく観光地もたくさん!千畳敷や三段壁は見ごたえあり。
- 本州最南端の地・串本の潮岬へ!トルコゆかりの場所や橋杭岩など景勝地を巡る。
- 和歌山県太地町はクジラが名物!クジラ料理に舌鼓。
南紀白浜といえば、関西で最も有名な海水浴場のひとつである白良浜があります。
実は、景勝地など観光スポットも数多い場所ですので散策系の白浜について解説します!
本州最南端の地の串本はトルコにまつわる場所がたくさん…悲劇があったからこそ、友好的となったのですね。
\本州最南端・串本のツアーはこちらからチェック/
目次
アクセス【和歌山県白浜~串本~太地】
今回の旅マップ(2日目:前半)で、スタートは1日目の宿泊地である和歌山県白浜町です。
紀伊半島の南部は公共交通機関の本数が少ないため、周遊するのであればレンタカーがおすすめです。
車の運転が長距離となりますので、白浜を拠点にした観光タクシーを利用すると日帰りで串本エリアを周遊できます。レンタカーや公共交通機関に比べると高額ですがガイドもつきますので検討してみてはいかがでしょうか。
南紀白浜の絶景スポットとすさみの景観
南紀白浜は海水浴場である白良浜やアドベンチャーワールドが有名ですが、絶景スポットも点在しています。
長期間滞在するのも魅力的ですが、いいとこどりをして巡るコースについて解説します。
白良浜(しららはま)
白浜にある最も有名な砂浜である白良浜は名前の通り白く美しい浜です。
その白い砂は、昭和時代は天然ものだったのですが海に流れ切ってしまったのでオーストラリアから空輸して敷き詰めたというパワフルな逸話があります。
訪問時期は11月でオフシーズンでしたので閑散としており、のんびりと過ごすことができます。
騒がしい夏も魅力的ですが、砂浜自体美しいですので散歩するだけでも楽しめますよ!
円月島(えんげつとう)
白良浜から北へ車で数分(徒歩で約20分)進んだところに円月島と呼ばれる島があります。
駐車場から遠目に見るスポットですが、特に夕日の名所として人気があり、真ん中の空間に沈む夕日を狙うカメラマンも多くいます。
千畳敷(せんじょうじき)と三段壁(さんだんべき)
白浜の海岸の南西部は、断崖絶壁の地形が多く見ごたえのある景勝地があります。
千畳敷と三段壁はその中でもユニークな2つですので、地形を楽しみたい場合はこの2つを訪問しましょう。
三段壁は展望台から眺める、千畳敷は降り立って散策できるという違いがあります。
私はその足で、地形を感じることができる千畳敷をオススメします!
黒島・婦夫波
白浜を出発して串本に向かう道は改善線沿いのドライブコースで、道中気ままに展望台や休憩スポットに立ち寄ってみましょう。
おすすめは黒島・夫婦波で、展望台にて左右から流れてくる波が打ち合うところを眺めることができます。
何度か立ち寄っていますが、残念ながらキレイに波が交差するところはいまだに見たことがありません…
本州最南端の地・串本の絶景
串本町は本州最南端の町です。
串本は函館と同じような陸繋島をしており、独特な地形ならではのスポットを楽しむことができます。
特に、潮岬灯台では「最端の地・到達証明書」は訪問の記念になりますので、ぜひ入手しましょう!
紀伊大島の玄関口・串本大橋
紀伊半島と紀伊大島は串本大橋によってつながっています。
紀伊大島にある串本大橋展望台からは、串本を遠目に臨むことができます。
串本大橋は、途中ループ橋がありますので運転する場合は速度に注意しましょう。
「橋で渡れる離島」のおすすめをチェックする
角島(山口県)
伊良部島(沖縄県)
トルコに関連する施設・建造物
串本は、親日国とされるトルコとの国交の礎を築いた原点と言われています。
それによりトルコ記念館やトルコ軍艦遭難慰霊碑など、トルコにまつわる建造物が紀伊大島に存在しています。
高校歴史でも学ぶエルトゥールル号事件の救助の場であり、その歴史は今も語り継がれています。
売店もトルコ生地やトルコアイスなど、トルコに関係するものが売られており非日常感のある場所になっています。
樫野崎灯台
紀伊大島の果てである東端に位置するのが樫野崎灯台で、日本最初の石造灯台と言われています。
内部は非公開のため入れませんが、外にある螺旋階段を上って展望台として使用することができます。
紀伊大島の景色や本州紀伊半島の景色を楽しめますので、立ち寄ってみましょう。
海金剛
樫野崎より南東に進んだ場所に海金剛という景勝地があります。
切り立った岩々は見ごたえがあり、荒々しい太平洋に非常にマッチした地形を形成しています。
展望台からは樫野崎灯台を臨むこともでき、樫野崎へいったら是非立ち寄ってみてほしいスポットです。
潮岬(しおのみさき)
串本には本州最南端の地である潮岬があり、「本州最南端の碑」が設置されています。
潮岬周辺は芝で整備されていますので、散策が気持ちの良い場所です。
また、潮岬観光タワーに入場する(入場料300円/人)と、「最端の地・到達証明書」を記念にもらうことができますよ。
もちろん、タワーから見る太平洋は一見の価値ある景色です。
橋杭岩(はしくいいわ)
串本町の砂州地形の根元に橋杭岩という奇岩群があります。
本州から紀伊大島の方面に向けて、約850mにかけて三角形や棒状の岩々が並んでいます。
その様子が橋の杭の部分だけ残った様子であることから橋杭岩と呼ばれるようになりました。
潮の満ち引きで印象が変わりますので、見たい状態があるのであれば潮見表も要チェックです!
捕鯨の町・太地町のくじら料理
串本を出発して、次の目的地である那智勝浦町に向かう途中に太地町(たいじちょう)があります。
太地町は古くから捕鯨の町として栄えており、日本の古式捕鯨発祥の地と言われています。
そのため太地町立くじらの博物館をはじめとしたクジラに関係する施設があることが特徴です。
単なる生き物としてのクジラだけではなく「捕鯨」の町ですので、くじら料理を味わうことができます。
くじら家は、一年を通じてくじら料理を提供しており、名物のクジラカツカレーは大変美味です。
お昼時に太地町に立ち寄ることがあれば、くじら料理に挑戦してみてはいかがでしょうか。
まとめ
本記事では、2泊3日で世界遺産の紀伊山地を観光するモデルコースの2日目前半として南紀白浜から本州最南端の地である串本の名所について解説しました。
- 南紀白浜は白良浜だけでなく観光地もたくさん!千畳敷や三段壁は見ごたえあり。
- 本州最南端の地・串本の潮岬へ!トルコゆかりの場所や橋杭岩など景勝地を巡る。
- 和歌山県太地町はクジラが名物!クジラ料理に舌鼓。
白浜は、夏場は海水浴場として人気がありますが、一年を通じて散策することのできる観光地となっています。
少し足を伸ばして串本まで行けば、奇岩群や離島などの景色を味わうことができますので、是非、南紀の名所について体験してみてくださいね。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
関西エリアモデルコースのおすすめをチェックする