こんにちは、そうま灯火です。
福島県三春町には日本三大桜のひとつである三春滝桜(みはるたきざくら)があります。
日本中にしだれ桜の名所はたくさんありますが、日本三大桜あるいは日本五大桜に含まれるしだれ桜は唯一、三春滝桜のみです。
そんな貴重な桜だからこそ、満開のシーズンは大変混雑します。今回は、三春滝桜を混雑回避・渋滞回避する1泊2日の桜巡りのモデルコースについて解説します。
- 日本三大桜・三春滝桜は混雑必至スポット!前泊して早朝に訪問がオススメ。
- 三春滝桜の楽しみ方!近くでスケールを感じるショットと菜の花と一緒のアングルはマスト。
- 前日は周辺の桜名所を訪問しよう。夏井千本桜と長沼城跡が満開です。
一本桜の中でも屈指の人気を誇る三春滝桜は、その人気ゆえに混雑必至のスポットです。
せっかく楽しみにしていたお花見が渋滞で満喫できないと残念ですよね。
混雑回避のためのアイディアと三春滝桜の楽しみ方について解説します。
目次
混雑・渋滞回避モデルコースマップ【福島県須賀川市から三春町へ】
三春滝桜へのアクセスのモデルコースで、渋滞回避ポイントは下の2点です。
ちなみに、船引三春I.C.の利用を避けることは公式観光協会ページでも提案されており、郡山東I.C.の利用が推奨されています。
三春滝桜渋滞回避のポイント
- 前泊して早朝に出発し、三春滝桜に到着する
- 船引三春I.Cからは混雑必至!南からアクセスするルートを選択する
須賀川市や郡山市が前泊におすすめ
前泊する場合、せっかくですので前入りした日は周辺観光したいですよね。
ホテルの種類(ビジネスホテルや旅館)が充実しており選択肢が多いことから須賀川市や郡山市が前泊の拠点におすすめです。
私は周辺観光(夏井千本桜や長沼城跡)への通いやすさから横須賀市のホテルサンルート須賀川を選択しました。
リーズナブルなビジネスホテルで清潔感のあるバランスの取れたホテルでおすすめですよ。
日本三大桜・三春滝桜の渋滞回避と楽しみ方
「前泊・早朝」「南方面からのアクセス」をそれぞれ駆使して三春滝桜まで辿りつきましたら、散策を楽しみましょう。
しっかり観光地化されていますので遊歩道はかなりきれいに整理されています。
三春滝桜を見るポイントは「近景」「菜の花」「遠景(後ろから)」の3つで、それぞれの良さがあります。
近づいてスケール感を満喫
三春滝桜は日本三大桜のひとつに数えられている名木です。
歴史、大きさ、樹形と三拍子そろった美しさがあり、しだれ桜の中では唯一三大桜・五大桜に入っているため、日本一のしだれ桜といっても過言ではありません。
樹種 | エドヒガン系の栽培品種のベニシダレ |
管理区分 | 国の天然記念物 |
樹齢 | 1,000年以上 |
希少性 | 日本三大桜、日本五大桜に選定 |
日本三大桜・日本五大桜のモデルコースをチェックする
山高神代桜(山梨県)
根尾谷淡墨桜(岐阜県)
石戸蒲桜(埼玉県)
狩宿下馬桜(静岡県)
菜の花と一緒に咲く姿が美しい
遊歩道で三春滝桜を間近に観賞したら、次はぜひ菜の花と一緒に観てみましょう。
三春滝桜は菜の花畑の真ん中で咲いており、菜の花の黄色と桜の薄い桃色と空の青色のコントラストが非常に見ごたえがあります。
後ろの遊歩道からの遠景
遊歩道を三春滝桜の奥の方へ進むと、三春滝桜を後ろから見下ろせるポイントがあります。
この辺りは三春滝桜から離れているせいか人通りも少なく、遠くから三春滝桜をじっくりと眺めることができます。
菜の花に囲まれている様子も良くわかるためおすすめのアングルです。
売店は混雑必至
三春滝桜の遊歩道の入り口には、福島名物を販売している出店エリアがあります。
花見の前後で利用することになると思いますが、花見客が立ち寄るため混雑は必至です。
買い食いできるようなスナックであればよいですが、腰を下ろして休む場合は待ち時間が発生することを見越しておきましょう。
三春滝桜の周辺観光・桜名所
三春滝桜の観賞のため前泊をおすすめしていますが、その場合の周辺観光や他の桜名所について解説します。
三春滝桜は4月初旬~中旬に見ごろを迎えます。可能であれば同時期に満開なるところを調査してお花見旅行を楽しんじゃいましょう。
同時期に満開になるスポットや観光名所を解説します。
※その年の桜の開花状況によっては重ならない可能性がありますのでご留意ください
夏井千本桜(なついせんぼんざくら)【小野町】
夏井千本桜は、福島県の浜通りと中通りの境界である阿武隈高地にあります。
河川敷にはたくさんの桜の木と水仙が植えられており、散歩道からは水仙の良い香りが漂います。
私が訪問した年は若干の終わりかけでしたが、十分に楽しむことができました。
河川敷ではシートを敷いてお弁当を食べている人がいたり、出店が出ていたりと、桜まつりをしていてにぎやかです。
乙字ケ滝(おつじがたき)【須賀川市】
須賀川市の南部に乙字ケ滝があります。
乙字ケ滝は川にかかっている滝で、滝の幅の広さから「小ナイアガラ」の異名を持ちます。
規模感は小さいですが、日本の滝百選にも選ばれている名瀑です。
長沼城跡(ながぬまじょうあと)【須賀川市】
須賀川市の桜名所には、長沼城跡がおすすめです。
小高い丘の城跡に桜の木が密集しているため見ごたえのある景観となっています。
城跡というものの、城郭は全く残ってない高台です。
観光客はほとんどいない穴場スポットで、空いておりゆっくりできます。
suisai cafe【須賀川市】
観光の急速には須賀川市のカフェであるsuisai cafeに行きました。
美味しいコーヒーはもちろん、ビーガン料理・ビーガンスイーツを楽しめるカフェでランチやスイーツ休憩どちらもおすすめです。
コーヒーとビーガンケーキを注文して、落ち着いた雰囲気の店内でリラックスできました。
まとめ
本記事では、三春滝桜の渋滞・混雑回避の方法として前泊込みの1泊2日で巡るモデルコースを解説しました。
- 日本三大桜・三春滝桜は混雑必至スポット!前泊して早朝に訪問がオススメ。
- 三春滝桜の楽しみ方!近くでスケールを感じるショットと菜の花と一緒のアングルはマスト。
- 前日は周辺の桜名所を訪問しよう。夏井千本桜と長沼城跡が満開です。
日本三大桜の三春滝桜は、大変人気がありますので、渋滞・混雑回避の対策は必須です。
可能であれば前泊して、早朝に花見ができるように調整しましょう。
前日には周辺観光として同時期に満開になる桜名所がありますので、花見旅行を楽しんでみてくださいね。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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