こんにちは、そうま灯火です。
日本三大桜として名高い根尾谷淡墨桜は、岐阜県本巣市の山中にあります。
関西エリアからは日帰りでもアクセスできますので、周辺の桜巡りも含めたモデルコースを解説します。
- 日本三大桜・根尾谷淡墨桜を訪ねる!人気観光地のため渋滞対策はマスト。
- 谷汲山華厳寺、霞間ヶ渓、養老公園など、岐阜県西部の桜名所を周遊しよう!
- 帰り道は滋賀県に立ち寄り!琵琶湖の夕日と彦根城夜桜を堪能しよう!
![](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2023/11/souma-fukuchi.jpg)
桜好きであれば一度は訪問を検討する日本三大桜!
今回は三大桜の一角である根尾谷淡墨桜をメインとした桜周遊コースを巡ります。
関西発だと日帰り可能なルートですので、気軽に訪問することができるのも魅力的ですね!
目次
モデルコースマップ【根尾谷淡墨桜~岐阜県西部~滋賀県彦根市】
関西エリア発着での日帰りコースです(私は大阪より出発)。
周遊コースとなりますので、交通手段はマイカー・レンタカーをオススメします。
メインの淡墨桜は著名な観光スポットですのでバスなどでアクセスすることができますが、周遊には車移動が効率的です。
淡墨桜を朝一番に訪問して彦根城で夜桜を鑑賞する、として日中は気ままに桜巡りをするモデルコースです。
日本三大桜・根尾谷淡墨桜のお花見の楽しみ方
![淡墨桜](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-scaled-e1677939975794.jpg)
日本三大桜の淡墨桜は、知名度・人気ともに高い観光地です。
マイカーでアクセスする場合は、駐車事情などを事前にチェックしておくと安心ですね。
根尾谷淡墨桜(ねおだにうすずみざくら)について
![淡墨桜・エドヒガン](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-edohigan-scaled-e1677939982606.jpg)
淡墨桜は根尾谷にある巨木のエドヒガン桜です。
花弁は淡いピンク色や白色で、散り際になると淡い墨色になるため淡墨桜と呼ばれるようになりました。
樹種 | エドヒガン |
管理区分 | 国の天然記念物 |
樹齢 | 1,500年以上 |
希少性 | 日本三大桜、日本五大桜に選定 |
根尾谷淡墨桜は山梨県の山高神代桜、福島県の三春滝桜に並んで日本三大桜、埼玉県の石戸蒲桜、静岡県の狩宿下馬桜を加えた日本五大桜に数えられている名木で、訪れるべき日本の桜といえるでしょう!
日本三大桜・日本五大桜のモデルコースをチェックする
山高神代桜(山梨県)
三春滝桜(福島県)
石戸蒲桜(埼玉県)
狩宿下馬桜(静岡県)
淡墨桜への道のりと混雑回避について
![淡墨桜への道のり03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-wayto03-scaled-e1677940042334.jpg)
淡墨桜までの道のりは、山間を進んでいきますので、桜のシーズンは花見ドライブを楽しめます。
![淡墨桜への道のり02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-wayto02-e1677940034691.jpg)
![淡墨桜への道のり01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-wayto01-e1677940019436.jpg)
淡墨桜は人気・知名度共に高いため非常に混雑します。
私が到着したのは平日の10時台でしたが駐車場は満車寸前でした。
休日であれば更に混雑すると予想されますので、可能であれば休みを取って平日に訪れることをオススメします。
![淡墨桜の駐車場01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-park01-scaled-e1677939999104.jpg)
![淡墨桜の駐車場02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-park02-scaled-e1677940012867.jpg)
淡墨桜のお花見
![淡墨桜-花見01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-hanami01-e1677943286768.jpg)
淡墨桜は観光地化されて開けており、かつ桜の周りは遊歩道が整備されて見学しやすくなっています。
淡墨桜の奥にはお堂と桜がもう一本あり、ぐるっと一周まわると色んな角度で桜を楽しめます。
たくさんの添え木に支えられており、歴史を感じられますね。
![淡墨桜-花見02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-hanami02-e1677943293852.jpg)
![淡墨桜-花見03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-hanami03-e1677943305921.jpg)
![淡墨桜-花見04](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-hanami04-e1677943313770.jpg)
おすすめの角度はお堂から山々と一緒に桜を収めるアングルで、山の残雪もあり春を感じられる景観です。
![淡墨桜-花見05](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-hanami05-scaled-e1677943321845.jpg)
![淡墨桜-花見06](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-hanami06-scaled-e1677943328569.jpg)
うすずみ公園の散歩もオススメ
![淡墨桜-花見07](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-hanami07-e1677943337544.jpg)
![淡墨桜-花見08](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/usuzumizakura-hanami08-scaled-e1677943345556.jpg)
淡墨桜の咲く広場には「うすずみ公園」という広場があり、そこでシートを広げて食事をしている人もいました。
花見で疲れたときの休憩スポットとして利用しましょう。時間に余裕がある場合は、食事を準備していくのも良いですね。
岐阜県西部の桜名所
![岐阜西部の桜名所](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/gifu-west-scaled-e1678067678753.jpg)
谷汲山華厳寺(たにぐみさんけごんじ)
![谷汲山華厳寺01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kegonji01-scaled-e1678068010783.jpg)
谷汲山華厳寺は、西国霊場三十三所の三十三番でもある由緒あるお寺です。
春には表参道に桜のトンネルができ、見ごたえのある桜スポットになります。
![谷汲山華厳寺02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kegonji02-scaled-e1678068016812.jpg)
![谷汲山華厳寺03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kegonji03-e1678068024391.jpg)
![谷汲山華厳寺04](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kegonji04-scaled-e1678068032456.jpg)
![谷汲山華厳寺05](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kegonji05-scaled-e1678068040126.jpg)
参道には出店がたくさん並んでいますので、食べ歩きやランチスポットとしてもオススメです。
近くには山の清流があり、鮎の塩焼きは美味でした。
![谷汲山華厳寺06](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kegonji06-scaled-e1678068049902.jpg)
![谷汲山華厳寺07](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kegonji07-scaled-e1678068057256.jpg)
揖斐二度桜(いびにどざくら)
![揖斐二度桜](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/ibinidozakura-scaled-e1678067688280.jpg)
揖斐二度桜は、一つの桜の木に、一重と八重の異なった2種の花が、それぞれ時期をずらして咲く非常にユニークな特徴を持つ桜です。
その独自性から国の天然記念物に指定されています。
圧倒されるような花見スポットではありませんが、希少性は高いため立ち寄りにオススメです。
専用の駐車場が近くにあるので、数分の滞在時間でも十分に楽しめます。
霞間ヶ渓(かまがたに)
![霞間ヶ渓01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kamagatani01-1-scaled-e1678067927356.jpg)
霞間ヶ渓は日本のさくら名所100選に選定された公園です。
淡墨桜の満開とあわせると、ソメイヨシノは終わりかけでしたが、ところどころ満開の桜もあり十分に見ごたえがありました。
立地は、丘の上ですので景色は抜群です。散歩するだけでも楽しめますが、家族や友人とシートなどを広げてのんびりするのにも良さそうです。
![霞間ヶ渓02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kamagatani02-1-scaled-e1678067935869.jpg)
![霞間ヶ渓03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kamagatani03-1-e1678067947833.jpg)
![霞間ヶ渓05](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kamagatani05-scaled-e1678067989125.jpg)
![霞間ヶ渓04](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/kamagatani04-e1678067978710.jpg)
養老公園(養老の滝・養老神社)
![養老公園01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/yoropark01-1-scaled-e1678068067736.jpg)
養老公園は、日本の滝100選にも選ばれている養老の滝がある公園です。
かつては養老の滝へアクセスするリフトが運行していましたが、休止しており復旧の目途は経ってない模様です。
徒歩のみのアクセスとなりますので、滝へはちょっとしたハイキングになります。
ちなみに、養老の滝とといえば関東では養老渓谷の粟又の滝のことを指しますが、関西ではこの滝です。
![養老公園02-2](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/yoropark02b-scaled-e1678068086671.jpg)
![養老公園02-1](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/yoropark02a-scaled-e1678068077294.jpg)
![養老公園03-1](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/yoropark03a-scaled-e1678068096982.jpg)
![養老公園03-2](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/yoropark03b-scaled-e1678068104469.jpg)
近くの養老神社には、名水100選である養老の滝・菊水泉があります。
立ち寄って名水に癒されましょう。
![養老公園04](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/yoropark04-scaled-e1678068112143.jpg)
![養老公園05](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/yoropark05-scaled-e1678068120231.jpg)
琵琶湖の夕日と彦根城夜桜
![彦根城夜桜](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/hikone-oumi-scaled-e1678111316930.jpg)
日中に岐阜県の桜名所を満喫した後は、帰路にある滋賀県近江エリアに立ち寄ります。
彦根城は現存12天守の一角として有名ですが桜スポットとしても人気があります。
夕方ごろからの周遊に最適ですので、ぜひ寄ってみてください!
道の駅近江母の郷と琵琶湖の夕日
![近江母の郷01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/michinoeki-oumihahanosato01-e1678111387471.jpg)
彦根城の夜桜目当てでしたが、良い天気でしたので琵琶湖で夕日を見ようと思い立ちました。
道の駅近江母の郷は、桜公園を併設している道の駅で「お花見と琵琶湖」を同時に楽しめることができます。
![近江母の郷02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/michinoeki-oumihahanosato02-scaled-e1678111408530.jpg)
![近江母の郷03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/michinoeki-oumihahanosato03-scaled-e1678111416139.jpg)
道の駅近江母の郷は、琵琶湖に西に向かった立地ですので夕日スポットでもあります。
琵琶湖は日本最大だけあって、ほとんど海のような景観の迫力のある夕日を楽しむことができます。
![近江母の郷05](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/michinoeki-oumihahanosato05-e1678111438425.jpg)
![近江母の郷04](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/michinoeki-oumihahanosato04-e1678111425188.jpg)
彦根城夜桜
![彦根城夜桜01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/hikoneyozakura01-1-e1678111330810.jpg)
彦根城は現存12天守かつ国宝4城である歴史的に貴重な城です。
日中はかつて訪問したことがあったのですが、彦根城は関西の桜名所としても人気があります。
中でも、堀のそばの水面に反射する夜桜は見事の一言!必ず訪れてほしい撮影ポイントです。
![彦根城夜桜02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/hikoneyozakura02-1-scaled-e1678111343941.jpg)
![彦根城夜桜03](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/hikoneyozakura03-1-e1678111358682.jpg)
堀の夜桜を堪能したら、お城の敷地内にも入ることができます。
敷地内はオレンジ色の外灯で統一されており、幻想的な雰囲気を楽しめます。
お城の敷地内では夜桜の下でのんびりしている人たちがいました。彦根に宿泊して訪問している人たちもいるのでしょうね!
![彦根城夜桜05](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/hikoneyozakura05-e1678111379262.jpg)
![彦根城夜桜04](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/hikoneyozakura04-e1678111368860.jpg)
近江ちゃんぽん亭
![近江ちゃんぽん02](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/oumichanpon02-scaled-e1678111462891.jpg)
![近江ちゃんぽん01](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2022/03/oumichanpon01-1-scaled-e1678111448559.jpg)
彦根城で夜桜を楽しんだら、夜食には近江ちゃんぽん亭の近江ちゃんぽんがオススメです。
長崎ちゃんぽんの白濁したスープとは異なり塩味であっさりとしたご当地ちゃんぽんで、味変でお酢を追加するとさらにおいしくいただけます。
近江ちゃんぽん亭のちゃんぽんは、公式サイトの通販のほかに楽天ふるさと納税の返礼品として入手することが可能です。
まとめ
本記事では、関西エリアを発着地とした日帰りで根尾谷淡墨桜とそのほかの桜の名所を巡るモデルコースを解説しました。
- 日本三大桜・根尾谷淡墨桜を訪ねる!人気観光地のため渋滞対策はマスト。
- 谷汲山華厳寺、霞間ヶ渓、養老公園など、岐阜県西部の桜名所を周遊しよう!
- 帰り道は滋賀県に立ち寄り!琵琶湖の夕日と彦根城夜桜を堪能しよう!
![](https://sakyh.com/wp-content/uploads/2023/11/souma-fukuchi.jpg)
日本三大桜の淡墨桜は、関西エリアであれば日帰りで観光することが可能です。
岐阜県西部には魅力的な桜の名所が多々ありますので、周遊して色んな桜を満喫してみてください!
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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