こんにちは、そうま灯火です。
近年、クレジットカードで投信積立できる証券会社が増えており、クレカの支払いでポイントを効果的に獲得することができます。
本記事では、マネックス証券が開始したマネックスカードによる投信積立について解説します。
結果として、以下のメリデメがありました。
マネックスカードのメリット
- 年会費無料
- 業界最高水準の還元率1.1%
- マネックスポイントの使い勝手が良い
マネックスカードのデメリット
- 申込にはマネックス証券の口座が必要
- 国際ブランドはJCBのみ
投資信託の積立には、ポイントもゲットできるクレジットカードがオススメです。
クレカ積立に対応しているカードは多くあるのですが、今回はマネックスカードについて特徴を紐解いていきます!
ちなみに、我が家の家計ではクレジットカードを以下の様に使い分けています。
それぞれの特徴を関連記事で紹介していますので、是非参考にしてみてください。
ショッピング用のクレジットカード
- リクルートカードプラス【JCB・メイン】
- 楽天カード【Mastercard・サブ、JCBで支払いできない場合】
- 三井住友ゴールドカード(NL)【VISA・コンビニ、マクドナルド、SBI証券積立用】
- イオンゴールドカードセレクト【VISA・イオン用】
- セゾンゴールド・アメックスカード【AMEX・保険支払い用、au payチャージ用】
- ソラチカカード【JCB・定期券、pasmoオートチャージ用】
電子決済紐づけ用のクレジットカード
- PayPayカード【VISA・yahooショッピング、PayPayチャージ用】
Visa LINE Payクレジットカード【VISA・LINE pay用】※LINE pay使用は停止中- dカード【VISA・d払い用】
金融資産用のクレジットカード
- マネックスカード【JCB、マネックス証券積立用】←ココを解説!
マネックスカードの特徴と投信積立のメリット・デメリット
マネックスカードは、アプラスとマネックス証券が提携して発行しているクレジットカードです。
マネックス証券は、ネット証券の大手で手数料についてもSBI証券や楽天証券など、最大手と同レベルの高い水準を誇ります。
私自身、マネックス証券の証券口座は開設しており、一部、投資信託の積立をしています。
証券口座の運用は、楽天証券はSBI証券に引っ越しをして統合しましたが、マネックス証券はマネックスカードの登場もあって継続して保有し続けています。
ちなみに、券面デザインは白色基調のシンプル&シックでカッコいい仕上がりになっています。
カード番号は表面に印字していないタイプで裏面に記載されており、ナンバーレスではありません。
マネックスカードのメリット
クレカ積立でポイントが還元される証券会社として、SBI証券・楽天証券と比較してみましょう。
それぞれに特徴がありますので、ポイントを絞って説明していきます。
証券会社 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス証券 |
クレカ積立対象カード | 三井住友カード | 楽天カード | マネックスカード |
ポイント還元率 | 0.5~2.0% ※年会費無料は0.5% | 1.0% ※低コストファンドは0.2% | 1.1% ※実質年会費無料 |
還元ポイント | Vポイント | 楽天スーパーポイント | マネックスポイント |
特徴 | 年会費ありのカードの場合、ポイント還元は最高水準の2.0% | 低コストファンドポイント還元が0.2%しかない。 保有ポイントは廃止。 | マネックスポイントは、dポイントやPontaポイントと等価交換可能 |
年会費無料
年会費は「初年度無料」です。ただし、年に1回以上利用があれば無料となるため、クレカ積立決済用に使用すれば、実質永年無料です。
業界最高水準のポイント還元率
マネックスカードのポイント還元率は1.1%で、年会費が実質無料のなかでは最高水準です。
SBI証券には年会費が有料であれば2.0%の還元率となるクレジットカードがありますが、クレカ積立の上限金額が設定されていますので、普段使いしているかが判断材料となります。
SBI証券でしたら、三井住友ゴールドカード(NL)がサブカードとしてオススメです。
楽天証券は、クレカによる投信積み立ての先駆け的存在でしたが、2022年4月の楽天証券の大改悪により、後発サービスで追随している証券会社に後れを取っている印象です。
マネックスポイントは使い勝手が良い
マネックスポイントは、マネックス証券の独自のポイントサービスです。
独自ポイントは使い勝手が悪いことが往々にしてありますが、マネックスポイントは互換性がよく、dポイントやPontaポイントといった共通ポイントへ等価交換(マネックスポイント1P→交換先ポイント1P)することが可能です。
他にも、マネックス証券で株式の買い付けをするときには手数料に充当して利用できます。
マネックスカードのデメリット
メリットの多いマネックスカードですが、デメリットもありますので注意が必要です。
マネックスカード申込にはマネックス証券の口座が必要
マネックスカードを申込むための前提条件としてマネックス証券の口座開設が必須です。
すでにマネックス証券以外の証券会社をメインとしておりマネックス証券で口座を作るつもりがない場合、マネックスカードは不向きであり、申込自体ができません。
国際ブランドはJCBのみ
クレジットカードの国際ブランドはJCB一択です。
カードショッピングで利用する場合のポイント還元率は1.0%であり年会費無料のクレカとしては高い水準です。
VISAやMastercardには使用できる店が及ばないため、サブのクレジットカードとして活用することも検討の余地があるでしょう。
私のように投信積立専用カードであればデメリットにはなりません。
まとめ
本記事では、マネックス証券が開始したマネックスカードについてメリット・デメリットを解説しました。
まとめると、以下の条件に該当する場合は、マネックスカードによるクレカ積立を検討する余地があります!
- マネックス証券の証券口座を開設している
- クレカの年会費は無料がいい
- クレカ積立で獲得できるポイント還元率には優位性があった方がいい
- dポイント、Pontaポイント、Tポイントなどの共通ポイントサービスを使用している
後もクレジットカードを利用した投資信託の積立のニーズが高まりそうです。
自身にとって使い勝手の良い、価値のあるサービスを追求していきましょう!
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。