こんにちは、そうま灯火です。
資産運用について、楽天証券での運用をストップしてSBI証券にまとめるために投資信託を引っ越しすることを決めました(サブのマネックス証券は継続)。
本記事では、楽天証券での資産運用を切り替えるきっかけと、SBI証券に引っ越しする手順について、実体験に沿って解説していきます。

楽天グループの度重なる改悪を受けて、楽天証券の運用の是非について考えるようになりました。
そして、いくつかのきっかけにより楽天証券からは撤退することに決めました。
楽天証券撤退のきっかけとなった3つの理由
楽天証券から撤退することに決めた理由は以下の3点です。
- 楽天カードのSPU改悪と楽天モバイルの0円廃止による楽天経済圏への関わりの再考
- ジュニアNISA開設により、まとまった財源が必要となった
- SBI証券で投資信託引っ越しキャンペーンをしており移管コストが無料
楽天経済圏への関わりの再考
楽天カードのSPU改悪(1%⇒0.5%)

2022年7月から適用される改悪の内容としては、以下の通りです。

給与振込先を楽天銀行口座に設定していれば現状維持、設定していないと0.5%へポイントが半減
この時点では、SPUを維持するために給与口座を楽天銀行に移すことも考えましたが、迷っている間に楽天モバイルのニュースが耳に入ってきました。
楽天モバイルの0円プランの廃止

ぶっちゃけ、0円で使われても困る
三木谷浩史・楽天グループ会長兼社長
これですね。
私もサラリーマンやってますので、「まぁ、そうだよね。。。」という感想でした(汗)。
楽天証券の改悪の時も、「いままで大盤振る舞いすぎた、適正に戻す」という主旨の発言がありましたし、しっかりお金を出してくれるユーザーに還元していくという意思表示なのでしょう。
自身が楽天ダイヤモンドユーザーですので、それなりに楽天にはお金を落としているとは思いますが、ともあれ上記の対応により考え方を改めました。
楽天経済圏にとにかく参加して、SPUをあげて楽天市場で買い物する!
無理のない範囲でSPUに参加する。楽天スーパーセールなど、都度、お得だと思える時に楽天市場を使う。
ジュニアNISA開設により、まとまった財源の確保
2人の娘の教育資金を積み立てていく手段として、ジュニアNISAを用いることを決めました。
ジュニアNISAは、2023年に廃止しますので、それまでに買付余力の資金を捻出する必要があったわけです。
つまり、課税口座で成績がいまいちな銘柄を解約しようと思っており、
楽天証券で運用している銘柄もいくつか解約を考えましたので撤退するタイミングとしてもうってつけでした。
移管コストが無料
楽天証券で運用している銘柄について解約対象でないものについては移管をする必要があります。
通常、相場として投資信託の移管(証券会社の変更)は、一銘柄あたり3,300円必要であり、数があるとまずまずの出費になります。
そこにSBI証券はしっかり網を張っており、投資信託の引っ越し無料キャンペーンを打っています。

楽天証券からユーザーを刈り取る気まんまんです!!

SBI証券へのお引越し手順解説
楽天証券から撤退するタイミングがそろいましたので、SBI証券に引っ越しすることにしました。
投資信託の引っ越しは以下の手順で実現できます。
- 楽天証券に移管を希望する銘柄を指定して申請
- SBI証券に移管コストのキャッシュバックを申請
楽天証券に移管を希望する銘柄を指定して申請
申請書類のダウンロード
まずは移管元の金融機関である楽天証券に対して申請書類を作成します。
申請書類は楽天証券のこのページからダウンロードすることができます。

少々筆がとまってしまう項目もありますが、上記の通り見本が準備されていますので、それに従って記入していきます。
SBI証券側にも、投資信託の引っ越しを支援するようなページがありますので、そちらも大変参考になりますので利用してみましょう。

移管対象の商品を確認して申請書類を投函
楽天証券からSBI証券に移管する商品の名前を正確に申請書類に記載します。
楽天証券のマイページにて確認できますので、間違えないように書きましょう。
今回は赤枠の3銘柄をSBI証券に移管します。

楽天証券の自動入出金を解除して手数料を入金しておく
楽天証券を使用している方の多くは、楽天銀行とのスイープ設定をしていると思います。
投資信託の出庫には1銘柄あたり3,300円かかりますので、必要な費用を楽天証券に入金しておく必要があります。
その後、スイープ設定は手数料分の金額を残すように設定しましょう。
今回は、3銘柄の移管に9,900円必要ですので1万円残しておく設定にします。

約2週間で移管処理完了、SBI証券で銘柄と数量を確認する
申請書類投函後、2週間程度で移管が完了します。
移管完了についてはメールで連絡がきますので、気長に待ちましょう。
移管完了メールが、後にSBI証券に提出が必要な領収書代わりになりますので、消さないように注意しましょう!

移管完了メールが届いた翌営業日にはSBI証券で銘柄を確認することができました。
銘柄と数量についても問題なさそうです。損益情報を引き継いでくれているのはありがたいですね。

SBI証券に移管コストのキャッシュバックを申請
無事に楽天証券からの出庫が終わりましたので、費用についてSBI証券にキャッシュバック申請をします。
こちらも申請用紙はSBI証券のWEBページから入手することが可能です。
出庫申請書類に比べて難しいところもありませんのでサクサク書いて提示しちゃいます!


これにて手続きは完了です。あとはキャッシュバックを確認するだけですが。。。
意外と時間がかかるので、忘れないようにする必要があります。

まとめ

楽天証券での資産運用を切り替えるきっかけと、SBI証券に引っ越しする手順について、実体験を交えて解説しました。
引越しの手順としては以下の通りです。
- 楽天証券に移管を希望する銘柄を指定して申請
- SBI証券に移管コストのキャッシュバックを申請
今後は、クレカ積立が充実しているマネックス証券とメインのSBI証券で資産形成をしていこうと思います。
今はマネックス証券もSBI証券もポイントプログラムの改変はしていませんが、今後も起こりえるとは思います。
自分にとってやりたい方向性とはなんなのか考えながら、頑張って積み立てていきましょう!
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。