こんにちは、そうま灯火です。
山陰エリア(鳥取県と島根県の県境)の「境港」「松江」「米子」は距離が近接しており日帰りで周遊することができます。
今回は、鳥取県と島根県の県境をドライブして楽しみ尽くすモデルコースを解説します。
- 『境港』:妖怪の聖地!?水木しげるロードと美保関の絶景を堪能!
- 『中海』:ベタ踏み坂や大根島など個性豊かな観光スポットがおすすめ。
- 『松江』:名城松江城で歴史探訪!グルメは日本三大そばの出雲そばを楽しむ。
- 『米子』:妻木晩田(むぎばんだ)遺跡は絶景夕日スポット!旅の最後は皆生温泉でリラックス。
島根県と鳥取県の県境には、山陰エリアの中でも人気のある観光地である「境港」「松江」「米子」があります。
この3カ所は立地的に近く、日帰りで周遊することが可能です。
自然と文化を感じることができるおすすめドライブコースについて解説します。
目次
モデルコースマップ【境港~松江~米子】
今回のモデルコースマップです。
私は境港駅から出発しましたが、空路として米子鬼太郎空港がありますので、どちらからでも可能です。
晴れていましたので米子の弓ヶ浜で夕日を見るため反時計回りしましたが、時計回りだと宍道湖の夕日に合わせられるので好みで決めましょう。
出発は境港駅から
境港駅(さかいみなとえき)はJR境線の終着駅です。
観光地である境港の玄関口となっており、水木しげるにちなんだ路線であることから「鬼太郎列車」が運行されています。
境港市からは周遊のためにレンタカーを借りて出発します。
境港エリア【水木しげるロード・美保関灯台】
境港は、名前の通り港町でありながら自然も近くにあり、街と自然をバランスよく楽しむことができます。
境港は鳥取県ですが、境水道を渡ると島根県で県境という立地で、景勝地である美保関へは車で20分で行ける距離感です。
水木しげるロード
水木しげるロードは境港駅前から続く観光通りです。
沿道には食事処、お土産屋さんや資料館など観光スポットが続きます。
見どころは水木しげるロードに展示されている妖怪の銅像で、ゆかりのあるキャラクターを探して楽しめます。
自分の好きな妖怪がいるかチェックして銅像巡りをすると楽しいですよ。
水木しげるロードではユニークなご当地グルメやスイーツが販売されており、味も見た目も楽しめるところが特徴的です。
港町ですので、海の幸を利用した食事メニューや妖怪を模したお菓子やソフトクリームなど、非常に楽しいものが多かったです。
屋台も多くありますので、買い食いをしながら歩くのが楽しいおすすめスポットです。
美保関灯台
美保関灯台は、島根県の北東に位置しており日本海に面している美保関に建つ灯台です。
半島のように突き出した崖からは、美しい日本海の景観を臨むことができます。
美保関灯台は「日本の灯台50選」に選ばれている歴史的価値のある建築物でもあり、自然と共に文化財を楽しめます。
中海エリア【ベタ踏み坂・大根島】
鳥取県の境港市から西へ向かう江島大橋を渡ると、そこから島根県で江島(えしま)から松江市になります。
松江市に経由地となる江島・大根島ですが、立ち寄りスポットがありますので休憩がてら寄ってみましょう。
ベタ踏み坂・江坂大橋
境港市の西にある江島に渡る橋は、江島大橋といい「ベタ踏み坂」として有名です。
ダイハツCMで放送されたことで知名度があがり、観光スポットとしても人気となっています。
ベタ踏み坂の手前の交差点で写真を撮ると上記のようなアングルとなり、あまりベタ踏み坂を感じることができません。
ベタ踏み坂を実感できる写真は、実は近くでは取れません!
少し離れたところから望遠で撮影する必要があることに注意が必要です。
上記の場所まで離れると以下のような写真を撮ることができます。
こちらの方がベタ踏み坂の急坂の感じがよくわかりますね!
竜渓洞(大根島)
中海には、火山島である大根島(だいこんしま)が浮かんでいます。
大根島の中央には竜渓洞という火山で作られた溶岩洞窟があり、大根島でも随一のジオスポットです。
自然観察指導員さんに直接連絡をとってガイドを頼むという方法で、当日、ダメもとで電話したら快く案内していただけました。
龍宮神の鳥居(京島)
大根島から西に向けて進み、松江方面へ向かう道の途中に赤い鳥居が見える島があります。
京島に浮かぶ龍宮神の鳥居で、中海に浮かぶ神秘的な光景が見れます。
松江に続く土手沿いの道が見え、大根島の土地を実感できる場所なので、立ち寄って景色を眺めてみることがおすすめです。
松江エリア【松江城・出雲そば】
松江市は、汽水湖として有名な宍道湖の東側に位置しています。
観光スポットも様々ありますが、モデルコースでは松江城と松江城下に焦点を絞ってコンパクトに周遊していきます。
松江城【現存天守】
松江城は、松江市に訪問した際のマストスポットのひとつともいえます。
日本に12か所しかない現存天守を持つ城であり、かつ国宝に指定されている5つの城のうちの一つで、お城からは当時の様子をうかがうことができます。
天守閣からの展望もすばらしく、松江市街や宍道湖を臨むことができ、歴史探訪と展望スポットを同時に楽しめるスポットです。
現存12天守を含むモデルコースをチェックする
- 国宝5城
出雲そば・塩見縄手
松江城に訪問したら、ぜひ北側の通りである塩見縄手を散策してみてください。
歴史的な景観を残しているお堀の通りで、情緒のある街並みが続いています。
ランチスポットしては出雲そばがおすすめ!岩手県のわんこそば、長野県の戸隠そばと並んで日本三大そばに数えられている名産品です。
塩見縄手には「神代そば」という出雲そばの名店もあり、散策とあわせて楽しむことができます。
米子エリア【妻木晩田遺跡・皆生温泉】
松江エリアの後は中海の南を東側に移動して鳥取県米子市方面に進みます。
モデルコースの最後は、鳥取県米子市の皆生温泉(かいけおんせん)で疲れを癒しましょう!
妻木晩田遺跡・むきばんだ史跡公園
妻木晩田遺跡は国の史跡に指定されており、むきばんだ史跡公園として整備・管理されています。
史跡としての価値もさることながら、思い出深かったのは史跡公園から眺める美しい美保湾の景観!
近郊の夕日スポットといえば松江市の宍道湖が有名ですが、引けを取らない素晴らしさでした。
むきばんだ史跡公園に訪れる際は、特に晴れた日の夕方をおすすめします。
弓ヶ浜海岸・皆生温泉
一日の最後は立ち寄り湯で疲れを癒すためには、鳥取県米子市の皆生温泉(かいけおんせん)が最適です。
美保湾に面する弓ヶ浜海岸付近の温泉地帯で、おーゆ・ランドは、宿泊はもちろん立ち寄り湯・日帰り温泉施設もあり、どちらでも利用可能です。
日帰り温泉の場合、入浴料は大人450円とリーズナブル(2023年7月時点)であることも嬉しいポイントです。
まとめ
本記事では、鳥取県と島根県の県境の町である「境港」「松江」「米子」についてエリア分けしてドライブモデルコースを解説しました。
- 『境港』:妖怪の聖地!?水木しげるロードと美保関の絶景を堪能!
- 『中海』:ベタ踏み坂や大根島など個性豊かな観光スポットがおすすめ。
- 『松江』:名城松江城で歴史探訪!グルメは日本三大そばの出雲そばを楽しむ。
- 『米子』:妻木晩田(むぎばんだ)遺跡は絶景夕日スポット!旅の最後は皆生温泉でリラックス。
境港~松江~米子エリアのドライブコースは、史跡や自然、聖地巡礼などバラエティ豊かな観光スポットが点在しています。
各都市は距離が離れていないので日帰りで周遊することが可能で、一緒に楽しむことをおすすめしますよ!
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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