こんにちは、そうま灯火です。
近年、手軽にキャンプを体験できると人気なグランピングに子連れ旅行で行ってきました。
本記事では、千葉県の廃校を利用したことがユニークな「高滝湖グランピングリゾート」に実際に宿泊した経験をもとにメリットとデメリットを解説します。
高滝湖グランピングリゾートのメリット
- 憧れのドームテント宿泊!廃校利用のユニークさと快適な空間。
- 食事は焼くだけでお手軽BBQ!子供用メニューもあります。
- 体育館など遊具は遊び放題!施設だけで楽しい時間を過ごせます。
- 夜は焚火を囲んだりや映画の上宴会に参加したり。大人はリラックスできる時間を。
- 有料アクティビティも準備されています!お好みで参加しましょう。
高滝湖グランピングリゾートのデメリット
- 雨の日は行動制限が大きい
- トイレ・お風呂は部屋にないので子連れの場合は注意が必要
- ドームテントの場所により快適性やプライベート感に差がある
高滝湖グランピングリゾートは、千葉県房総半島にある高滝湖湖畔のグランピング施設です。
子連れ旅行視点でグランピング施設の特徴について解説します。
ぜひ、お子様とのグランピング体験の参考にしてみてくださいね。
目次
高滝湖グランピングリゾートの基本情報
高滝湖グランピングリゾートは、千葉県の房総半島にある高滝湖湖畔にあります。
2021年4月にオープンしており、旧高滝小学校をリノベーションしたことが話題のグランピング施設です。
宿泊できるテントの種類が豊富でドームテント、クリアドームテント、ベルテント、ドームテント(ペット可)の4種類があります。
小湊鉄道・高滝駅から徒歩10分程度でアクセス可能で、公共交通機関からアクセスできることも特徴のひとつです。
ドームテントの数に限りがあるため早く埋まってしまうので余裕も持って予約するようにしましょう。
費用は繁閑で変動しますが、3月後半の宿前日で、大人一人25,000円、子供料金はベッドの数が固定のため食事のみ3,500円程度必要です。
じゃらんなど、大手の旅行会社で予約を受付しているのでポイントとの親和性が高いサイトを利用するとお得に宿泊できます。
実際に感じたメリット・特長
高滝湖グランピングリゾートに実際に宿泊してみて、良かった点・メリットについて子連れ旅行であることも観点に含めてまとめました。
大きくは以下の5点で、それぞれ解説していきます。
- ドームテントは快適な空間
- 焼くだけのお手軽BBQ(子供用メニューあり)
- 体育館など遊び場が充実で子連れにうれしい
- 夜は焚火とリラックスタイム
- 有料アクティビティはお好みで
ドームテントは快適な空間
一番オーソドックスなドームテントに宿泊しました。
ドームテントの一部は透明のビニールとなっており陽の光を取り入れることができ明るく、おもった以上に広々としていました。
室内の家具はオシャレにまとまっており、ハンモックチェアが設置されていることも嬉しいポイントです。
冷蔵庫あり、冷暖房完備と居住快適性は抜群!これぞグランピングのメリットですね。
テントの外には食事を準備するための小屋とハンモックがあり、子供はハンモックを気に入ってよく遊んでいました。
外の敷地は子供が遊ぶスペースとしては広くないですが、テーブルを外に出してご飯を食べられる程度には広く十分でした。
難点を挙げるとしたら明るさを取り入れることができるデザインゆえに、カーテンを閉め切っても明るいままで子供のお昼寝の寝かし付けに苦戦したことでしょうか。お昼寝を指せる子供がいる時には注意が必要です。
簡単調理のお手軽BBQ(お子様メニューあり)
グランピングの大きなメリットの一つに「食事(BBQ)の準備が不要で手軽」ということが挙げられます。
高滝湖グランピングリゾートでは大型のガスグリルが標準で備え付けられており、食事についても材料は切り分けられているため、基本的には焼くだけ・温めるだけで準備することができます。
食材のセットは管理棟のロッカーに指定の時間に取りに行く方法です。
夕飯のメニューは、お肉、海鮮、バケット、チーズフォンデュ、スープなどバラエティに富んでいました。
子供用のメニューも準備されており、焼きおにぎり、コーンバター、ぐるぐるウインナーなど楽しんで食べていました。
子供が小さく食事の準備を待つことができない(熱いのですぐには食べられない)場合は、片方が料理の準備をして片方が子供と遊ぶといった分業で対応しましょう!
なお、洗い物は不要で小屋にある回収ボックスにてスタッフが回収してくれ、グランピングの手軽さを実感できました。
朝食についても夕食と同様に食材セットをロッカーに取りに行きます。
朝食はハンバーガーセットで子供たちも大喜びで、牛乳やスープも用意されており量としても十分でした!
遊び場が充実で子供は大満足
高滝湖グランピングリゾートの敷地内にある遊び場は非常に充実しており子供たちは大満足でした!
特に、旧体育館には大型のトランポリン、跳び箱、バスケットボール、卓球台、屋内用の複合遊具など、子供も大人も楽しむことができる遊具や設備がありました。
雨の日でも利用できることもメリットのひとつでしょう。
屋外にもプレイエリアがあり、ブランコ、ボルダリング、滑り台付きの複合遊具などバラエティ豊かでした。
また、フラフープが数多く置かれておりケンケンパ遊びで子供たちが盛り上がっていました。
大きい子供には若干物足りないかもしれませんが、4歳と2歳の娘は両方とも楽しく遊べました!
旧体育館と屋外エリア両方とも遊び場があり、未就学児の子供であればまず飽きることはないほどで高滝湖グランピングリゾートを子連れ旅行におすすめできる理由のひとつです。
夜は焚火とリラックスタイム
グランピング施設は夜の楽しみも忘れてはいけません。
なんといっても見どころは焚火!キャンプファイヤーエリアは旧校舎の近くにあります。
娘たちも楽しそうに夜のちょっとした散歩を満喫していました。
宿泊したのは3月でしたが、ちょっとしたライトアップがありました。
キャンプファイヤーエリアは、時間帯によっては映像作品を上映しており混雑しているため、小さい子供連れの場合は混雑状況をみて焚火にあたりにいきましょう。
夜のドームテントはムードがあり、またホテルの部屋とは違って子供たちの騒音について隣や下の階の人のことは気にせずいられるのがいいですね。
ドームテントはワンルームですので、子供たちを寝かし付けたら大人は暗くして静かにする時間となります。
ドームテント内にはテレビがありません。コーヒーを入れて話をしたりスマートフォンをいじったりしてリラックスした時間を過ごすことができました。
有料アクティビティはお好みで
高滝湖グランピングリゾートでは、有料で参加できるアクティビティについても多く取り揃えています。
子連れ向けには、野菜収穫体験1グループ1袋¥500、レンタサイクル1回¥500~1,000(自転車の種類により変動)あたりが使いやすそうでした。
我が家では長女が野菜収穫体験に参加しました。家に持ち帰り調理して「私のとった野菜だよ!」と満足気だったのは貴重な経験になりました。
実際に感じたデメリットと感想
高滝湖グランピングリゾートをおすすめできる点に対して、注意が必要な点やデメリットについて解説します。
- 雨の日は行動制限が大きい
- 館内アクティビティやイベントを楽しむ!
- トイレ・お風呂は部屋にない
- トイレは離れた場所の共同トイレを使う必要あり
- お風呂は貸切風呂あり。予約は早めに済ませましょう
- ドームテントの場所は選べない
- ドームテントの間は狭く、場所によっては近くが通路になることも…
雨の日は行動制限が大きい
高滝湖グランピングリゾート特有というわけではありませんが、グランピングは屋外のですので雨天時のデメリットが大きく行動が制限されます。
天気はコントロールできないため仕方ない点ではあるのですが、子連れの場合は特に、雨の場合の計画をしておくことをおすすめします。
高滝湖グランピングリゾートでは、先に紹介した体育館をはじめ雨天でもできるアクティビティもありますので事前にチェックしておきましょう。
雨の日でもできるアクティビティ
- 体育館で遊ぶ
- プレイルーム(カードゲームなどのおもちゃ)で遊ぶ
- キハ203(廃車になった小湊鉄道)を見学・乗車
雨の日はおすすめしないアクティビティ
- 屋外の遊び場
- 野菜収穫体験
- レンタサイクルでサイクリング
トイレ・お風呂が部屋にない
高滝湖グランピングリゾートのデメリットとして、ドームテントの敷地内にトイレがないことがあげられます。
近年では各々の敷地にトイレ設置しているグランピング施設も珍しくないのですが、高滝湖グランピングリゾートではトイレ・シャワーともに共同となっています。
施設は清潔ですので共同トイレ・シャワーに抵抗感はありませんでしたが、子連れだと離れた共同トイレに連れていく必要がありますので注意が必要です。
シャワー・浴槽もテントには付いておらず、無料の共同シャワーを利用するか有料の人工温泉貸切風呂(60分 ¥2,000)を利用することができます。
小さい子連れでしたので貸切風呂を使用してみましたが、浴槽は家族4人で入るには少々手狭でした。
利用時間については新着順ですのでチェックインの際に予約しておきましょう。
ドームテントの場所は選べない
個人的にデメリットに感じた点は、ドームテントの場所によって特徴が大きく変わってしまうことです。
例えば、私が宿泊したのは体育館横のドームテントだったのですが、高滝湖グランピングリゾートのドームテントの間隔はそれほど広くなく、体育館の入り口の近く人通りがありプライベート感が若干薄れました。
一方、高滝湖に近いドームテントは他の宿泊客の人通りは多くなさそうですが、共同トイレから離れているため不便ですし、高滝湖方面は電線ビューのため景観としてもいまいちでした。
同季節におすすめの周辺観光
今回、宿泊したのは桜が見頃の時期でした。
高滝湖グランピングリゾートは館内施設が充実しており、リラックスして過ごすのも良いですが、宿泊にあわせて訪問できる房総半島のおすすめ観光スポットについて解説します。
小湊鉄道・高滝駅
高滝湖グランピングリゾートは小湊鉄道の線路に近くに立地しています。
小湊鉄道は「桜と鉄道」を同時に観賞できることで人気があり、春ならではの景観を楽しめます。
近場の高滝駅は桜と菜の花の写真スポットで徒歩やレンタサイクルでアクセスできるためおすすめです。
東京ドイツ村
東京ドイツ村から高滝湖グランピングリゾートへは車で25分ほどでアクセスできるため、チェックイン前やチェックアウト後に立ち寄るスポットに最適です。
東京ドイツ村の最大の特徴は園内を車で移動できる点で、歩き回ることが難しい小さい子連れでも楽しめます。
アトラクションや動物との触れ合いをはじめ、花のエリアにはソメイヨシノと芝桜の桜並木が整備されており春の訪問がおすすめです。
まとめ
本記事では、千葉県の「高滝湖グランピングリゾート」に実際に宿泊した経験をもとにメリットとデメリットを解説しました。
高滝湖グランピングリゾートのメリット
- 憧れのドームテント宿泊!廃校利用のユニークさと快適な空間。
- 食事は焼くだけでお手軽BBQ!子供用メニューもあります。
- 体育館など遊具は遊び放題!施設だけで楽しい時間を過ごせます。
- 夜は焚火を囲んだりや映画の上宴会に参加したり。大人はリラックスできる時間を。
- 有料アクティビティも準備されています!お好みで参加しましょう。
高滝湖グランピングリゾートのデメリット
- 雨の日は行動制限が大きい
- トイレ・お風呂は部屋にないので子連れの場合は注意が必要
- ドームテントの場所により快適性やプライベート感に差がある
高滝湖グランピングリゾートは廃校をリノベーションしたことが特徴のユニークなグランピング施設でした。
施設内で子供が楽しく遊べる仕掛けが多く用意されており、子連れ旅行のグランピングに最適です。
ぜひ、子連れグランピングの際には検討してみてくださいね。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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