こんにちは、そうま灯火です。
駿河国一宮の富士山本宮浅間大社は、桜と神社と富士山が3点揃った、日本の原風景ともいえる桜の名所です。
今回は、青春18きっぷの桜巡り2泊3日の1日目として富士宮エリアを解説します。
- 花見の季節はまさに日本の原風景!駿河国一宮・富士山本宮浅間大社の桜。
- 絶景スポットの白糸の滝エリアへ!日本五大桜・狩宿の下馬桜は蕾ですがソメイヨシノと富士山は壮観です。
- 渓谷の名湯・下部温泉へ!山と川の景観を楽しみましょう。
関東出発で2泊3日で桜巡りするオススメコースを徹底解説します!移動には青春18きっぷを利用してコスパのいい旅行にしましょう!
旅の目玉スポットは富士山と桜のコントラストが素晴らしい富士山本宮浅間大社!名物・富士宮焼きそばを忘れずに食しましょう!
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目次
モデルコースマップ【東京都内~静岡県富士宮市~山梨県身延町】
今回の旅マップ(1日目)です。
出発は都内某所からで、山梨県身延町の下部温泉を目指します。
移動手段は青春18きっぷと路線バスを駆使します。
鉄道駅から人気の観光地には公共交通機関(路線バス)でアクセスして、あとはのんびり徒歩で周るスタイルです。
メインの移動手段の鉄道は青春18きっぷを使います。メリットはなんといってもその値段!
青春18きっぷは5枚つづりで12,050円(2023年3月時点)です。よって1日分は12,050円÷5日間=2,410円です。
春季、夏季、冬季で使用できる期間は限られていますので、期間に該当する場合は使用を検討しましょう。
静岡県富士宮駅からバス移動
青春18きっぷを使用して、都内から富士宮駅まで東海道本線で一気に向かいます。
1日目は富士宮駅を拠点にして、路線バスを駆使して移動します。バスの本数は決して多くないので、計画的に行動しましょう。
富士山本宮浅間大社の桜の見どころ
富士宮市で有名な観光スポットの一つが、駿河国一宮である富士山本宮浅間大社です。
世界遺産「富士山」の構成資産でもあり、歴史的に価値のある史跡となっています。
春の境内はお花見スポット
富士山本宮浅間大社は歴史的に貴重な史跡なのですが、春にはお花見スポットとして憩いの場にもなっています。
「赤い鳥居」「富士山」「桜」という日本人なら誰でも美しいと感じる三点セットを同時に楽しむことができる人気の観光地です。
色んな構図を探して撮影をしているカメラマンの方も多くいました。気持ちがわかる美しさです!
桜の木はソメイヨシノだけではなくしだれ桜もありました。
色んな種類の桜を見れるのもポイント高いですね!
本殿や富士山御霊水も見ごたえあり
花見スポットとしては境内のお庭がもっともオススメですが、立派な社殿もぜひ立ち寄っていきましょう。
朱色の門と桜のコントラストも美しく、古い日本の景観を感じさせます。
また、境内には水屋神社があり富士山の御霊水という名水が流れています。
飲料水としても使用できますが、天然水につき煮沸してから飲むようにしましょう。
白糸の滝の周辺エリアの桜名所
富士宮市街から白糸の滝へは路線バスで行くことができます。
時刻表を調べて計画的に動くのは大変ですが、駐車場などを考慮しないで良いのはメリットです。
白糸の滝だけではなく周辺の桜の名所についても散策しましょう。
白糸の滝
白糸の滝は日本の滝百選に選ばれている名瀑です。
落差よりも滝の幅が特徴的でぐるっと無数の滝に囲まれた滝壺が魅力的です。
長野県の軽井沢にある同名の白糸の滝は繊細で美しいのですが、迫力・見ごたえがあるのは断然、富士宮の白糸の滝です。
音止の滝
白糸の滝に向かう遊歩道の途中に、音止の滝(おとどめのたき)という滝がみれます。
ついでの滝と思いきや、音止の滝も見ごたえのある滝です。
白糸の滝・音止の滝の遊歩道は観光地化されているため、売店やレストランがたくさんあります。
ランチタイムでしたので、名物富士宮焼きそばをいただきました。川のそばの好ロケーションでおすすめですよ。
狩宿の下馬桜(かりやどのげばざくら)
白糸の滝から徒歩でアクセスできる桜名所として、狩宿の下馬桜へ立ち寄ってみましょう。
白糸の滝からの所要時間は、車で5分、徒歩だと20分程です。ほどよく気持ちのよい散歩でした。
狩宿の下馬桜は日本五大桜に数えられている古木の一本桜です。
今回はソメイヨシノの満開に合わせていきましたのでヤマザクラはまだ開花前でしたが、菜の花と雄大な富士山を見れるスポットでもあります。
ソメイヨシノの満開とは時期が合わないため、訪問する時期には要注意です。開花状況を事前に調べてから立ち寄りましょう。
樹種 | ヤマザクラ |
管理区分 | 国の特別天然記念物 |
樹齢 | 800年 |
希少性 | 日本五大桜に選定、日本最古級のヤマザクラ |
狩宿の下馬桜はシーズンに合いませんでしたが、周辺を流れる潤井川はソメイヨシノが満開であり、富士山とのコンビネーションの景色を味わえます。
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山高神代桜(山梨県)
三春滝桜(福島県)
根尾谷淡墨桜(岐阜県)
石戸蒲桜(埼玉県)
身延線で下部温泉へ移動
宿泊地である下部温泉駅に身延線に乗ってに移動します。
下部温泉は信玄公の隠し湯とも呼ばれている秘湯で、谷と川に囲まれた自然豊かな場所にあります。
下部温泉駅周辺
下部温泉の温泉街は下部温泉駅から徒歩でもアクセス可能な18きっぷの旅にうれしい立地です。
駅周辺の公園を通り、川のせせらぎを感じながら温泉街に向かいます。
下部温泉 元湯 甲陽館
下部温泉 元湯 甲陽館に宿泊しました。
私は恩恵に与らなかったのですが、ペットも宿泊できるというメリットがあります。
特筆すべき点はコストパフォーマンス!正直、部屋は寝るだけなら十分という感じですが、もちろん温泉もありますので費用対効果は高いです。
ひとり旅で安く泊まりたいときに最適です!
丸一食堂
旅館はコストパフォーマンス優先で素泊まりにしましたので、丸一食堂さんで名物馬鹿丼(うまかどん)をいただきました。
名前の通り、馬と鹿のお肉が使われている丼ぶりで、山深いところでジビエ料理を食べるというのは地産地消感あってよいですね。
まとめ
本記事では、2泊3日青春18きっぷ旅を利用した桜巡りコースの1日目として、富士宮~下部温泉までの桜の名所や観光スポットをまとめました。
- 花見の季節はまさに日本の原風景!駿河国一宮・富士山本宮浅間大社の桜。
- 絶景スポットの白糸の滝エリアへ!日本五大桜・狩宿の下馬桜は蕾ですがソメイヨシノと富士山は壮観です。
- 渓谷の名湯・下部温泉へ!山と川の景観を楽しみましょう。
富士宮は富士山と桜と神社の日本の原風景を楽しむことができます。
本記事では2泊3日の1日目という位置づけですが、都内から日帰りでも往復コースとなっていますので、自身の日程にあった旅行プランを計画して訪れてみてくださいね。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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