こんにちは、そうま灯火です。
東北の景勝地の中で知名度が高い国の特別名勝・天然記念物の奥入瀬渓流は、十和田湖の青森県境にあります。
真っ赤な木々が水面に映る景色でインスタ映えすると話題の蔦沼も、奥入瀬渓流のほど近くに位置しています。
今回は、秋(10月下旬)に青森県を2泊3日で観光するモデルコースの3日目として奥入瀬渓流エリアと弘前・黒石エリアについて解説します。
- 東北の紅葉スポットでも随一の知名度を誇る奥入瀬渓流!全長約14kmもある広範囲なため計画的な散策が必須。
- インスタ映えで一躍有名になった蔦沼は奥入瀬渓流と一緒に回ろう!
- つゆを入れる焼きそば!?黒石エリアの歴史的町並みと弘前エリアのオススメ訪問スポット。
東北の景勝地として、特に紅葉スポットとして知名度の高い奥入瀬渓流。
奥入瀬渓流は広範囲におよぶため、出たとこ勝負で訪問すると、見るべきところや思うように行動できないことが予想されます。
見るべきポイントを抑えつつ、旅程に応じた訪問計画を立てましょう!
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目次
今回の旅マップ【青森県十和田湖/黒石・弘前エリア】
今回の旅マップ(3日目)です。
十和田市で前泊していますので、早朝に奥入瀬渓流方面に向かって夕方にかけて黒石、弘前エリアへ移動します。
奥入瀬渓流エリアには鉄道は通っておらず、公共交通機関のアクセスが悪いため、レンタカーを借りて巡りることがオススメです。
奥入瀬渓流は旅行会社でツアーを開催している場合も多いですので、ツアーに参加するのも良いでしょう。
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奥入瀬渓流(おいらせけいりゅう)
奥入瀬渓流とは一地点の観光地ではなく、たくさんの滝や散策ルートから構成された場所です。
よって、滞在時間に合わせてどのルートを周るかを想定しておくことが必要です。
奥入瀬渓流は、秋の紅葉シーズンにはマイカー規制を行うことがあります。
公式WEBページをチェックして、マイカー規制の時にはシャトルバスを用いてのアクセスについて確認が必要です。
マイカー規制をしていないときには以下を駐車拠点として、北部と南部に分けて散策することが可能です。以下の1と2の間は徒歩移動の場合は90分程度かかります。
駐車スペースが確保できず、90分の移動を旅程に組み込めない場合はバス移動を検討しましょう。
- 阿修羅の流れ~雲井の滝の間の駐車スペース
- 銚子大滝の駐車場
奥入瀬渓流の散策道路と並行している国道102号沿いの駐車スペースは限られており混雑しますので、駐車場確保のストレスなく回りたい場合は近くの大駐車場に駐車して、奥入瀬渓流の移動はバスを利用する方法がオススメです。
阿修羅の流れ
「阿修羅の流れ」は奥入瀬渓流を代表するビュースポットです。
紅葉の時期は、赤く染まる森の中に荒々しく流れている川が見ごたえがあります。
雲井の滝
「雲井の滝」の前にはバス停があるので、阿修羅の流れなど北エリアの拠点として活用できます。
奥入瀬渓流は川の流れと国道102号線が並行して走っているのですが、雲井の滝は珍しく道路を渡った向かい側に位置しています。
銚子大滝
「銚子大滝」には、奥入瀬渓流と並行する道路の中では唯一といってもいいほどの駐車場が設置されています。
奥入瀬渓流にはいくつも滝がありますが、その中でも代表的なもののひとつで、高さは7mですが幅は20mのスケールがあります。
遡上してくる魚が銚子大滝を越えることができないことから、魚止めの滝とも呼ばれています。
九段の滝
「九段の滝」は名前の通り岩を水が段々に流れています。
水量は多くありませんが、段差で水の流れを感じることができる趣のある滝です。
ランチ:子の口湖畔食堂
昼食どころとしては十和田湖周辺にレストランや食堂が点在しているので、川の幸を食すことができます。
奥入瀬渓流から最も近い十和田湖との合流点が子の口で、子の口湖畔食堂でランチをいただきました。
渓流の定番の鮎や、十和田名物バラ焼きやお隣の秋田県の名物がメニューにあります。
蔦沼(つたぬま)
蔦沼は、JRのポスターで紹介されたことで一躍有名になりました。
奥入瀬渓流エリアから車で約20分以内という近い場所にあるので、奥入瀬渓流の訪問と併せると紅葉の時期も重なりおススメです。
近年、その人気からか紅葉の時期は森林保全及び渋滞対策の協力金を徴収しているようです。
しかも早朝の訪問は予約が必要となりますので、十和田市のWEBページをチェックして訪問しましょう。
駐車料金は、早朝だと4,000円/車1台、予約不要の時間帯でも2,000円と知らずに訪問したら高額ですのでご注意を!
黒石・弘前の観光エリア
奥入瀬渓流を楽しんだら帰路の青森空港方面に向かいます。
黒石市や弘前市が通り道にあり、周遊の観光スポットとしておすすめです。
中町こみせ通り【黒石市】
黒石市にある中町こみせ通りは、日本の道100選に選出されている情緒ある通りです。
通りには土産物店が並んでいますのでお土産選びにも最適です。
津軽じょんがら節の発祥の地ということで三味線のお店もありました。
黒石つゆやきそば
黒石は「焼きそばの町」を謳うほど、焼きそばが多いのですが中でも「黒石つゆやきそば」は一風変わったご当地グルメです。
焼きそばを作った後に、つゆに入れて天かすなど具材を盛りつけします。
焼きそばなのかこれ!?という感じですが、甘じょっぱく独特の味ですので、ぜひご賞味ください。
黒石駅【終着駅】
黒石駅は弘南鉄道弘南線の終着駅です。
黒石駅と弘前駅を結んでおり、かつては国鉄駅もあったようですが1998年に廃止となりました。
中央弘前駅【終着駅】
中央弘前駅は弘南鉄道大鰐線の終着駅です。
弘前市には、JR弘前駅と弘南鉄道弘南線の弘前駅と弘南鉄道大鰐線の中央弘前駅の3つがあります。
奈良美智「A to Z Memorial Dog」【弘前市】
世界的に有名なアーティストである奈良美智氏の出身は青森県弘前市です。
A to Z Memorial Dogは、かつて弘前れんが倉庫美術館の屋外に展示されていました。(現在は美術館の中に移動したもようです。)
個人的には公園に展示されている様が姿が好きでしたので、ちょっとだけ残念です。
まとめ
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本記事では、2泊3日で錦秋の季節の青森を巡る3日目として、奥入瀬渓流と黒石・弘前エリアについて解説しました。
- 全長約14kmの奥入瀬渓流は計画的な散策が必須!蔦沼など周辺スポットも一緒に回るためのオススメルートを解説。
- つゆを入れる焼きそば!?黒石エリアの歴史的町並みと弘前エリアのオススメ訪問スポット。
青森県の奥入瀬渓流は、紅葉好きであれば一度は訪れてみたいスポットのひとつ。
実際に訪問すると美しい景色に出会えますが、人気があり、広範囲に渡る場所ですので準備はしっかりしていきましょう。
また、弘前・黒石エリアは空港から近いこともあり、空路の場合は観光に組み込みやすい立地ですので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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