こんにちは、そうま灯火です。
子供の教育資金をどのように形成するかは、親としての悩みの尽きないポイントです。
子供の証券口座を作って投資で教育資金を作ろう!と考えた場合、未成年の証券口座を開設する必要があります。
そして、未成年口座開設までは以下のような工程を踏むことが必要です。
未成年の証券口座を開設するプロセス
- 未成年名義の銀行口座を作る
- 銀行口座と同一名義人の未成年名義の証券口座を作る
- ジュニアNISAに申請・開設する【下記記事参照】
- ジュニアNISAで商品購入する(新規買付可能なのは2023年まで)【下記記事参照】

子供の資産形成を投資で行う際、自分名義で実施していましたが、ジュニアNISAの制度改正をきっかけに未成年の証券口座を開設して運用することにしました。
結果としては、SBI証券口座と楽天銀行口座の組み合わせで未成年口座を開設しましたが、その理由やポイントについて解説していきます。
未成年口座以外でも、「高配当ETFでキャッシュフロー強化」したり、「保険商品」で積立したり、「奨学金を早期返済」して固定費を抑えたりして教育準備することが可能です。
下記の記事についてもご参考にしてください。
未成年名義の「銀行口座」を開設

SBI証券口座開設を前提とした金融機関選び
まずはどの証券口座で子供用の口座(未成年口座)を決めます。
こだわりがなければ業界大手のSBI証券がオススメです。金融商品が充実しており、諸手数料も競合他社と比較しても安く設定されています。
それでは、SBI証券で未成年口座を作るとして入金元の金融機関口座はどこがよいのでしょうか。
以下の基準で選ぶようにしましょう。
- 0歳から口座を開設することが可能
- SBI証券へ手数料無料・即時入金可能
ちなみに、同じSBIグループである住信SBIネット銀行は15歳以上でないと口座開設することができません。
よって、1の観点から適切ではありません。
2の観点について、以下の中から選択するようにしましょう。
結果として、自身が楽天銀行を開設済みであることもあり楽天銀行を選択しました。

楽天銀行の未成年口座開設の手順
楽天銀行の未成年口座はコチラのページから口座開設が可能です。
申込には、WEBページで必要情報の入力および本人確認書類の提出が必要です。
本人確認書類はいろんなパターンがありますが、アプリだけで完結可能なパターンである以下の組み合わせで提出しました。
- 口座名義人(未成年)の本人確認書類
- マイナンバーカード
- 健康保険証
- 保護者の本人確認書類
- マイナンバーカード
- 運転免許証
提出が完了したら、審査に入ります。
審査の状況は、申し込み時に入手できる登録番号とアクセスキーを使用して確認することができます。
私の場合、申し込みから口座開設完了まで3営業日、さらに初回ログインIDとキャッシュカードの受領まで2営業日ほど、計5営業日程度でした。
思っていたより早かったですね!(後のジュニアNISA口座の開設などは、数週間かかります。。。)

未成年名義の「証券口座」を開設
SBI証券の未成年口座申込書類を請求
未成年名義の銀行口座を作成出来たら、SBI証券で未成年口座の資料請求をしましょう。
この資料請求の申込で、未成年名義の銀行口座を記入することが必須です!
資料請求工程でつまずかないように、あらかじめ未成年名義の銀行口座を開設しておく必要があったわけですね。

未成年口座開設とジュニアNISAの同時申込ならボタン1つでOK
SBI証券では、未成年口座の資料請求の段階でジュニアNISAへの申込有無についても記入箇所があります。
未成年口座開設→ジュニアNISA開設とステップを踏む時間を短縮できますので、2023年までに未成年口座を開設する場合は忘れずにチェックしておきましょう。

未成年口座申込書類を準備・提出
未成年口座開設資料請求を完了してから5営業日程度で申込書類が届きます。
記入が必要な書類を済ませて、未成年の本人確認書類・未成年の個人番号確認書類・保護者の本人確認書類・保護者と未成年の続柄を証明する書類を提出する必要があります。
自身についてどの書類を提出する必要があるかについては、割と複雑ですので、公式WEBページを確認してから集めるようにしましょう。
参考として、筆者が提出書類に使用した親2人が同居する場合のもっとも簡単そうな組み合わせは以下の通りです。
特に、世帯の住民票の写し(個人番号あり)は、本人確認書類や個人番号確認書類として流用することが可能なため、取得には少々手間がかかりますが、不備なく提出することができました。
未成年の本人確認書類 | 健康保険証 |
保護者の本人確認書類 | 運転免許証 |
未成年の個人番号書類 | 世帯の住民票の写し(個人番号あり) |
保護者と未成年の続柄を証明する書類 | 世帯の住民票の写し(個人番号あり) |

未成年口座開設の連絡とログイン確認
未成年口座開設の申込書類を投函してから、1週間程度で口座開設完了通知が届きます。
ログインIDとパスワードが記載されていますので、口座開設ができているかを確認できたら、教育資金の形成にふさわしい商品を厳選して運用していきましょう!
ちなみに、ジュニアNISAを同時申込した場合は、ログイン段階でジュニアNISAは「請求中」のステータスとなっています。

未成年口座が開設できてから、ジュニアNISAの解説にはさらに時間がかかりますので、計画的な口座開設が必要です。
ジュニアNISA開設までのプロセスについては、別記事にまとめようと思います。
まとめ

本記事では、楽天銀行とSBI証券での未成年口座開設手順とスケジュール感について解説しました。
未成年証券口座を開設するプロセスは以下の通りです。
未成年の証券口座を開設するプロセス
- 未成年名義の銀行口座を作る
- 銀行口座と同一名義人の未成年名義の証券口座を作る

上記の手続きについては、不備がない状態だったとしても、動き始めてから3週間程度は時間がかかります。
いざというときにスムーズに動けるように準備はしておきたいものですね!
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。