※次女が発症した病気について、自身の備忘と、同じように情報収集している方にとって少しでも役に立てばと記録します。
次女が2021年12月15日に痙攣重積型(二相性)急性脳症を発病しました。
発病からおよそ11か月後、病後1カ月~2カ月~5カ月に続いて、四度目の脳波検査を受けました。
結果として、脳波における異常波形が見られませんでした。
てんかん発作を起こすリスクが健常者と同じレベルに戻りました。
※あくまで、我が家の次女の場合の経過であり、千差万別であることにご留意ください。
目次
四度目の脳波検査を実施
病後11カ月、四度目の脳波検査へ
脳波検査は今まで三回実施しており、1回目と2回目は「常に異常波形が出ている状態」、3回目は「15秒に1回、異常波形が出ている状態」と脳波異常が見られました。
日頃の娘の状況から、悪化しているとは思っていませんでしたが、定期的な経過観察として4度目の脳波検査を11カ月目に実施することになりました。
成長して眠らせることが困難に
脳波検査を重ねる中で変わっていったのが、「薬を飲ませて眠らせる」ことへの困難さです。
脳波検査の前は眠る薬を飲ませるのですが、今回の検査ではあやうく戻してしまいそうになりました。
これまでの3回は、普通の表情で飲み切っていたのですが味を嫌がっているようでした。
寝かし付けについては、当日早起きして眠くさせておいて抱っこ紐を使うと割とすんなり眠っていました。
しかし、2歳も越えた現在は、寝かし付けは抱っこ紐から添い寝に変わっており抱っこ紐で眠ってくれませんでした。
数十分の格闘の末、添い寝で寝てくれましたが、鉄板の寝かし付けが使えなくなってしまったので次回以降が大変だなと感じました。。。
脳波検査の結果
脳波に異常波形は見られなかった
脳波検査から2週間後、再度病院にいき脳波検査の結果を聞きました。
結果として、検査した脳波から異常波形は見られませんでした。
病後1カ月、2カ月の脳波検査では「てんかん発作が起こりやすい状況」「脳波に異常がある限りは潜在的なリスクがある」と説明を受けていただけに、今回の検査結果には安堵しました。
神経科医の先生が言うには、1年を経過せずに正常な脳波に戻ることは珍しいことらしく、脳波については回復が見られました。
退室後、少しだけ泣きました。
脳の状態は安定している
娘の知能面の回復は遅く、時間をかけて取り組んでいる状況です。
前回の病後5カ月検査の時にも説明を受けたのですが、「脳波が安定しないと知的機能を獲得する下地ができていない状況」であり、逆に言えば脳波が安定してきたら知的機能を獲得できる可能性があります。
療育施設への通所は、前回の脳波の回復を受けて開始していますので、引き続き、時間をかけて取り組んでいきます。
まとめ
本記事では、病後11カ月の脳波検査の結果について記しました。
脳波検査のためには、薬を使って子供を眠らせる必要があります。娘の成長につれて、眠らせることが困難になっていってるので作戦が必要かもしれません。
脳波の結果としては、「異常波形が無くなる」という嬉しい結果でした。
現在、次女は2歳ですが、いわゆる健常者並みの知能は持ち合わせていません。
しかしながら、脳の状態については確実に良くなっていっているので、遅くても、寄り添いながら生きていければと思います。
これからも穏やかに健やかに過ごせますように。
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