※次女が発症した病気について、自身の備忘と、同じように情報収集している方にとって少しでも役に立てばと記録します。
次女が2021年12月15日に痙攣重積型(二相性)急性脳症を発病しました。
二相性脳症の疑いがある場合、まず入院しますが、
検査や投薬が連続されますので高額医療費がかかり、高額医療費に対応するために限度額適用認定証という書類が必要となります。
二相性脳症・発症の経緯
脳症発生の経緯については以下にまとめています。
入院が確定してから病院から連絡あり
子供が救急搬送されて、入院が決まると病院から連絡がありました。内容は、
支払いが高額になることが予想されるが、限度額適用認定証を持っているか。ない場合は、保険者(勤め先)に申請をしておいてほしい。
とのことでした。
正直、なんのことだか分らなかったので、調べました。
簡単にいえば、窓口負担の2割でも一定水準を越えた場合は限度額が定められているということです。
正直、当時は費用についてはあまり考えていなかった(いくらでもよかった、余裕がなかった)ですが、冷静に考えるとすごく大切です。
公的保険制度の頑強さを知りました。投資の有識者たちが、こぞって民間の保険は必要なし、としている理由を実体験することになりました。
簡単に言えば、
医療費総額が300万円として窓口負担が2割の60万円の場合、60万円を立て替える必要がある(還付申請は自治体向けにそのあと実施?)と思ってましたが、そうではなく、限度額申請をしておき、窓口負担をさらに削減させる制度があるわけです。
こども医療費の受給者資格があっても限度額認定証は必要
注意が必要なのは、自治体でこども医療費の受給者資格があっても、限度額認定証は必要であることです。
次女の場合は、救急搬送の段階で市外の病院に転院したので、もとから使えなかったのですが、市内だと不要と思ってたかもしれません。
ちなみに、限度額認定証を使用した後に発生する費用については、自治体によってはこども医療費受給者証により還付を受けることが可能です。
こどもの医療費は公的保険で守られているということを実感しました。
公的保険料をおさめる視点が変わりそうです。

限度額認定証の申請は保険者(勤め先)へ
限度額認定証はすぐもらえるわけではなく、保険者(勤め先)へ申請してしばらく時間がかかります。筆者の場合、5日間かかりました。
よって、勤め先の総務部門に問い合わせをして速やかに動くようにしましょう。
実際、入院してからすぐにやる必要があったため、心のストレスが大いあります。必要なことなので気張りました。
なお、限度額認定証ですが、使用期限があるので期限が終わったら返却が必要となっています。
忘れないようにしましょう。

それでも日常を生きていく
2022年4月上旬、次女の状態ですが、知的能力の遅れがありますが、今のところ、体調なども崩さずに過ごせています。てんかん発作のリスクは常に恐いですが。
また、主治医や市職員と相談して療育施設について探し始めました。後々後悔しないように、できることはやっていきたいです。
色んなところに連れて行って、色んな経験をさせてあげたいと思います。
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これからも穏やかに健やかに過ごせますように。