こんにちは、そうま灯火です。
効果的な資産形成をするうえで、税制優遇がある制度であるiDecoをつみたてNISAを開始しましたが、どちらも限度額がある制度であるため次の投資先について検討しました。
結果として、高配当米国ETFを積立てることにしました。以下の特徴に合致する人は高配当米国ETFの積み立てが向いているといえます。
- 配当金でキャッシュフローを実感したい
- 短中期的売買には自信がなく、ほったらかし投資がいい
- 長期的に右肩上がりの商品がよい
- 自動積立をしたい
NISA、iDecoを使って資産形成を開始しましたが、金融商品についてわかってくると次の投資対象を探したくなりますよね。
結果として、次なる資産形成の手段として高配当米国ETFを積立することにしました。決断までに至った理由と、オススメについて解説します。
資産形成オススメリンク
- 投資一般(個別株、投資信託、ETFなど)
- iDeCo(個人型確定拠出年金)
- つみたてNISA
- 企業型確定拠出年金(企業型DC)
- ジュニアNISA ※2023年に廃止
- 積立保険(学資保険)
- 奨学金
高配当米国ETFに向いている人の特徴
iDeCo、つみたてNISAは定期的な積立をしていますがどちらもメインの目的は老後資金や教育資金の準備のため、日々資産の増加や恩恵を実感することはありません。
そこで、積立だけではなく配当金や利息などのキャッシュフローを得られる投資方法について調査しました。
結論から言えば、高配当米国ETFが以下の私の考え方にマッチしていました。
- 配当金でキャッシュフローを実感したい
- 短中期的売買には自信がなくほったらかし投資がいい
- 長期的に右肩上がりの商品がよい
- 自動積立をしたい
配当金でキャッシュフローを実感したい
キャッシュフローを実感したいと思い、まず考えたのが配当金がもらえる高配当株でした。
配当金とは年に数回、株主に対して還元される現金のことで完全な不労所得(労働せずに得る所得)です。
日本の高配当株や海外の高配当株の企業を選定して投資することもできますが、私には銘柄を選定する調査力や決断力がありません。
そこでETF(上場投資信託)が候補にあがりました。
ETFは複数の商品の詰め合わせになっているため、それ一つで分散投資を利かせることができます。
ほったらかし投資がいい
高配当株の株を個別で買う場合、配当利回りをチェックしつつ売買する必要があります。なぜなら配当金は常に一定というわけではなく業績によってあがったりさがったりするからです。
個人的にチャートを眺めて一喜一憂はしたくないのでほったらかしにしておける商品を選ぶ必要があります。
よって、ファンド(詰め合わせ)であれば投資のプロが銘柄を状況に合わせて変えながら運用してくれるためほったらかしの性質にあっているといえます。
長期的に右肩上がりの商品がよい
配当金を得たい(再投資ではない資産)、ほったらかし運用にしたい(個別株ではなくファンド)という理由からETFが候補となりました。
次は日本株ETFか米国株ETFかどちらを選択するかですが、今後どうなるかは全く分かりませんが、これまでのチャートの推移から右肩上がりを継続している米国ETFを選択しました。
一点注意として、高配当株ETFはアクティブファンドに該当するため価格変動のリスクはインデックスファンドより高く、ある程度の値動きについて許容できる範囲で投資をすることが肝要です。
自動積立をしたい
最後のポイントは定額を自動積立できることで、分散投資の基本のうちタイミングを分散させる考え方です。
- 投資対象を分散する(全世界へ投資)
- 投資資産を分散する(株式、国債、現金など)
- 投資タイミングを分散する(ドルコスト平均法)
結論から言えば米国ETFは完全な定額で自動積立することはできません。ETFは最小単位の1株単位でしか売買できないからです。
ただしSBI証券のサービスを使うことで疑似的に自動で(ほとんど)定額で積立することが可能です。
①銀行引落サービスを利用して証券口座に指定金額を定期的に入金する
②米国株式・ETF定期買付サービスを利用して定期的に米国ETFを買い付ける
上記を組み合わせることで、ほぼ定額で証券口座へ手動で入金する手間なく米国ETFを自動買付できます。
まとめ
本記事では、iDecoをつみたてNISAに続く資産形成の方法として高配当米国ETFを積立てることにした理由について解説しました。
結果として、以下の特徴に合致する人は高配当米国ETFの積み立てに向いています。
- 配当金でキャッシュフローを実感したい
- 短中期的売買には自信がなく、ほったらかし投資がいい
- 長期的に右肩上がりの商品がよい
- 自動積立をしたい
色んなメリットやデメリットがある高配当米国ETFはリスク資産です。
万が一があった場合でも、リスクコントロールができる範囲で資産形成していきましょう!
以上、そうま灯火でした。
最後までご覧いただきありがとうございました。